図書キング ノ ジダイ000044649

『キング』の時代

サブタイトル1~10
国民大衆雑誌の公共性
編著者名
佐藤 卓己 著者
出版者
岩波書店
出版年月
2002年(平成14年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
21,462p : 挿図
ISBN
4000225170
NDC(分類)
051
請求記号
051/Sa85
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
1 講談社文化と大衆的公共圏
マス・メディア誕生
講談社文化と岩波文化‐出版革命と公共性‐
「大衆」の争奪戦‐プロレタリア的公共性とファシスト的公共性
2 『キング』の二つの身体‐野間清治と大日本雄弁会講談社‐
野間清治の立身出世主義‐「私設文部省」の光と影‐
『キング』への途‐細分化メディアにおける統合戦略‐
「雑誌報国」か「積悪の雑誌王」か
3 「ラジオ的雑誌」の同調機能(グライヒシャルトゥンク) 一九二五‐一九三二年
「くち・コミュニケーション」の企業化
「ラジオ読者」の利用と満足
『キング』レコード
4 「トーキー的雑誌」と劇場的公共性 一九三三‐一九三九年
「ラジオ的雑誌」のトーキー化
「雑誌報国」と「映画国策」
「日刊キング」と戦争ジャーナリズム
5 『キング=富士』のファシスト的公共性 一九四〇‐一九四五年
雑誌の黄金時代?
「読書の大衆化」と「大衆の国民化」
「精神弾薬」と思想戦
結 国民雑誌の戦後 一九四五‐一九五七年
「戦犯雑誌」のサバイバル‐民主化の意味‐
国民雑誌の限界
おわりに‐国民雑誌の終焉‐

あとがき