図書目録ハイセン シンソウキ資料番号:000044620

敗戦真相記

サブタイトル
予告されていた平成日本の没落
編著者名
永野 護 著者
出版者
パジリコ
出版年月
2002年(平成14年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
189p
ISBN
4901784048
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/N16
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき
戦争はどのようにして起こったのか
日本は完全に敗けた
元凶は日本本位の自給自足主義
戦争は誤解の産物
日本の誤算、ドイツの誤算、米国の誤算
純粋培養教育が生んだ独善
世論の無視
危機の時代なのに人物がいない
器用な官僚ばかりが……
どのようにして戦いに敗れたのか
呪われた宿命を持った戦争
解放したはずのアジアで嫌われる理由
納得できる大義名分がない
己も敵も知らない軍部
国内の情報も英米に筒抜け
日本に「総力戦」の実態はなかった
法律と権力で強制しても国民は動かない
「科学無き者の最後」
レーダーと原爆と
横浜・厚木間の油送パイプを二十七時間で敷設した米軍
日本にはマネージメントがなかった
経営力の差は科学兵器の遅れ以上
適材適所おかまいなしの徴兵
忙しそうで何もしていない官僚
政治の非科学性も
日本における陸軍国と海軍国
一度でも陸海軍が協力していれば
日本は陸軍国と海軍国の連合国
サイパン、沖縄での作戦不一致
駆逐艦も持った陸軍
工場でも資材調達でも縄張り争い
陸軍が右ネジならば、海軍は左ネジ
日本人の無気力が軍部独裁を許した
ポツダム宣言の政治性を読む
日本の生死のカギはポツダム宣言の中にある
ドイツに対する過酷さとは雲泥の差
戦争犯罪をめぐる米ソの認識落差
日本の政府・国民と軍部は別
無条件降伏ではなく、条件付き和平勧告
日本のために暖かい雰囲気さえ
米英中ソ、四カ国の行方を見る
ポツダム宣言署名四カ国の対日戦略は?
米ソ対立に乗じようとすれば、破滅したドイツの二の舞
帝国主義的な考えで日本再建を考える者は戦争の教訓を忘れている
宣言を守れば、暖かい米英中
ソ連の親友になるためには力が
日本の将来はどうなるか
軍閥は解体したが、官僚は残った
責任回避術こそ唯一の優れた才能
官僚の特権打破へ官民交流、責任徹底、公選制を
小手先の器用な人間をつくるより、信用できる人間を育てる教育を
日本人は如何なる苦難をも突破できる
『敗戦真相記』を読むための人物・用語解説(編集部)
解説『敗戦真相記』を読む(田勢康弘)

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