新ぼくらの太平洋戦争
序章 戦争学習と中学生の平和意識
第1章 「総合学習」としての平和学習のあり方
平和学習の歴史-一九七〇年代~一九九〇年代
一九八〇年代の第2期平和学習の総括
立命館大学国際平和ミュージアムに行こう!
「総合学習」と教科学習をつなぐ視点
第2章 戦争体験を第三、四世代に継承する-祖父母からの聞き取り調査
祖父母の戦争体験の聞き取り調査
祖父母のみなさんへのお礼の手紙
私の母と戦争
第3章 新ぼくらの太平洋戦争
「新ぼくらの太平洋戦争」授業プラン-山宣からはじめる戦争学習
「新ぼくらの太平洋戦争」を生徒たちはどう受け止めたか-12時間の授業
山本宣治のたたかい-産児制限運動から国会議員へ
世界大恐慌とファシズムの形成-ヒトラーの登場
十五年戦争のはじまり-日中戦争と南京大虐殺
朝鮮人・中国人強制連行と従軍慰安婦問題
第二次世界大戦のはじまり-テレジンからアウシュビッツへ
アジア太平洋戦争はどのようなものだったか
戦争に反対した人々・戦争中に良心を守った人々
戦時下の子どもたち-国民学校・空襲と学童疎開
戦争中の京都府南部-ウトロ・久御山飛行場・宇治火薬製造所・B29墜落事故
京都原爆投下計画と松代大本営-「アメリカは京都の文化財を守った」という嘘
沖縄戦・原子爆弾の投下
アジアで太平洋戦争はどう教えられているか
第4章 現代社会に切り込む社会科の学力と授業
現代社会に切り込む社会科の学力とは何か
楽しい授業創造と学力問題
第5章 社会科とインターネット活用
インターネットを平和学習にどう活用するか
インターネットと政治学習
情報ネットワークと市民運動-教科書不採択運動に果たした歴史地理教育メーリングリスト(rml)の役割
終章 歴史教科書問題を考える韓国の旅
あとがき
<資料>社会科通信特別版