植民地朝鮮の日本人
はじめに
研究の意味
これまでの研究
史料
凡例
1 釜山に上陸した日本人-朝鮮開港~甲申政変 一八七六~八四
釜山開港
高利貸しと仲買
貿易商と第一銀行
漁業経営者・朝鮮壮士・新聞記者・僧侶・娼妓
元山開港
壬午軍乱と漢城開市
仁川開港
欝陵島-その一
2 高まる殖民熱-甲申政変~日清戦争 一八八四~九四
甲申政変と漢城の居留民
漢城の貿易商・質屋・日本語教師
釜山の貿易商・不動産業者
元山・仁川の居留民の動向
防穀令事件
清商の力の増大
植民熱の高まり
大丘・平壌
朝鮮壮士の結集
甲午農民戦争
大院君担ぎ出し
3 戦争への協力と移民の奨励-日清戦争~韓国保護国化 一八九四~一九〇五
日清戦争への協力
記者の従軍と新聞の発行
戦中の渡航者
移民奨励政策
戦後の渡航者
光州実業学校
閔妃暗殺
義兵闘争と俄館播遷
酌婦・芸妓・娼妓
金物屋・雑貨屋・質屋・鶏林奨業団
木浦と鎮南浦の開港
馬山・城津・群山の開港
欝陵島-その二
平壌開市
開城・義州
移民論
移住漁民-その一
贋金作り
京釜線と京義線
日露戦争の準備と戦争協力
商人の進出
通信機関の委託
4 激増する在朝日本人-韓国保護国化~韓国併合 一九〇五~一〇
官吏・憲兵・警察官・元軍人
教員
女学校と中学校の設立
日本人の横暴-その一
義兵闘争
間島・会寧・清津・羅南・竜山
県による進出
東洋拓殖株式会社
移住漁村-その二
鉱山開発
難民
5 植民地支配の先頭に立つ居留民-韓国併合~三・一運動 一九一〇~一九
官吏・雇員と農民
鎮海・大田
電気会社の設立
伝道
民族差別と階級差別
朝鮮人への蔑視・偏見
日本人の横暴-その二
「京城白樺派」
京元線と湖南線
米の群山
6 「文化政治」の中で-三・一運動~満州事変 一九一九~三一
三・一運動
「文化政治」と朝鮮語
師範学校-その一
大正デモクラシー
関東大震災
融和運動
朝鮮民族美術館
在日朝鮮人
京城帝国大学
朝鮮窒素
不二興業
警察の拷問
7 「内鮮一体」の現実-満州事変~敗戦 一九三一~四五
北朝鮮の工業化
「内鮮融和」
廃娼運動
国境の警察官
緑旗連盟
師範学校-その二
中学校と女学校
小学校と普通学校
廬溝橋事件・張鼓峰事件
「内鮮結婚」
強制連行・勤労報国隊・創氏改名
「慰安婦」募集
学者の戦争協力
文学者の時局迎合
兵隊
都市の日本人と農村の朝鮮人
ソ連の参戦
8 敗戦と引揚-一九四五~四八
咸興・富坪
興南
平壌・鎮南浦
京城
大丘・釜山
おわりに
第一のタイプ
第二のタイプ
第三のタイプ
参考文献
略年表
索引