図書ギター ワ ニホン ノ ウタ オ ドウ カエタカ000044509

ギターは日本の歌をどう変えたか

サブタイトル1~10
平凡社新書 144 ギターのポピュラー音楽史
編著者名
北中 正和 著者
出版者
平凡社
出版年月
2002年(平成14年)6月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
203p : 挿図
ISBN
4582851444
NDC(分類)
767
請求記号
767/Ki69
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
主要参考文献・関連略年表:p191-198
和書
目次

はじめに
1 ギターの歴史/基礎知識編
まずギターについて基本的なおさらいから
エレクトリック・ギターは一枚岩ではない
ギターでないのにギターと呼ばれている楽器もある
ギターの語源についてひとこと、そしてギターの表記
実はカモノハシのような楽器がたくさんある
指で弾くか弓で弾くか、それは問題ではない
ギターの弦はいつから6本になったのか
ひょうたんか人工物か
ウードから生まれたリュート、ただし調弦法はちがっていた
豊臣秀吉はリュートの演奏を聞いていた
ヨーロッパの楽器かアジアの楽器か
ビウェラとギターラの登場
弦の数が4コースから6コースへ
弦が11本から6本に減り、構造も変わった
産業革命がギターを作った?
アメリカ大陸に入ってきたギター
ブルースの誕生とギター
バンジョーはアフリカン・アメリカンの楽器だった
バンジョーかギターか
ハワイで起こったギター奏法の革命
アメリカのギター音楽のパイオニアはハワイ人だった
最初にギター演奏を録音したブルースマン
ヴォイジャーに乗って宇宙をゆくブルースのレコードもある
カントリーへのハワイアンの影響
音量を大きくするためにリゾネイター・ギターが登場する
エレクトリック・ギターの第一号は「フライパン」だった
2 日本のポピュラー音楽とギター/1945年まで
キリシタン学校では洋楽器を使って音楽を教えていた
唱歌管弦ノ道ニ敏捷ナル女性が弾いていた楽器
ギターはいつ日本に持ちこまれたのか
ギターの国産第一号は誰が作ったのか
ジャズの輸入とギター
ハワイアンとアーネスト・カアイの功績
レコード歌謡の黎明期にはハワイのバンドが三組も活躍していた
古賀政男と佐藤千夜子の出会い
ジャズ・ソング・ブームの陰に隠れてしまった古賀政男のデビュー
アンドレス・セゴビアの衝撃
「影を慕いて」はなぜ画期的だったのか
灰田晴彦のハワイアンのスティール・ギターを聞いて観客は笑った
日本で最初にエレクトリック・ギターを弾いたのは?
あきれたぼういずの功績
後継者の少なかった画期的な音楽
ダンス・ホールの禁止がかえってギターを広めた
3 日本のポピュラー音楽とギター/戦後から現代へ
バタやんからはじまった敗戦後のギター
ストリート・ミュージックとしての「街の伊達男(ズンドコ節)」
憧れのハワイ航路へ
ハワイアンのバンド・ブームと歌謡曲の距離
「湯の町エレジー」と古賀ギターの復活
敗戦と共にはじまったカントリー
スパニッシュ・ソリッド・ボディの登場
上流のお坊ちゃんたちの趣味が音楽を変えていった
ワゴン・マスターズの快進撃
ギターをアンプにつないだ日
ウエスタン・カーニバルとロカビリー・ブーム
ロカビリー歌手が抱えていたのはアコースティック・ギターだった
寺内タケシとブルージーンズ登場
一九六五年、日本中からテケテケテケが聞こえた
静かにはじまったカレッジ・フォークのブーム
日本の住宅事情になじみやすかったフォーク
電気ギターからエレキ・ギターへ、そして社会現象に
演奏しながら歌うグループ・サウンズ・ブーム
手締めの三拍子から生まれたスパイダーズの「フリフリ」
エレクトリック・ギターのサウンドが時代の通奏低音に
主要参考文献
関連略年表
あとがき