日本海軍から見た日中関係史研究
- サブタイトル
- 編著者名
- 樋口 秀美 著者
- 出版者
- 芙蓉書房出版
- 出版年月
- 2002年(平成14年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 310p
- ISBN
- 4829503157
- NDC(分類)
- 319
- 請求記号
- 319/H56
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章
第1章 日露戦後の日本海軍対中政策
はじめに
第一次世界大戦前の日本海軍の対中政策
米清同盟締結問題
辛亥革命と日本海軍
第一次世界大戦の日本海軍の対中政策
大隈内閣期の海軍の対中政策
寺内内閣期の海軍の対中政策
第一次世界大戦後の日本海軍の対中政策
ヴェルサイユ会議と海軍軍縮問題
<日中海軍提携構想>の挫折
おわりに
補論1 対中国海軍部借款問題
原敬内閣成立と「対支借款善後方針」
発端
江南造船所借款
三菱の離脱
川崎造船所の参加
交渉決裂
再交渉
おわりに
第2章 一九二〇年代東アジア国際政治史像の再検討‐中国大陸の政治的安定化に対する日本の<貢献>をめぐって
はじめに
直隷派全盛期
北京政府崩壊期
国民政府成立期
国民政府動揺期
おわりに
第3章 日中航空協定締結問題
はじめに
対満航空路開設問題と日本海軍
福岡‐上海線開設問題と日本海軍
列国の対中航空事業進出
満州事変前の日中航空協定交渉
満州事変後の日中航空協定交渉
日中戦争前の日中航空協定交渉
おわりに
第4章 満州事変と日本海軍
はじめに
満州事変前史
満州事変と海軍の対応
上海事変と熱河事件
おわりに
第5章 華北分離工作期の日中関係と日本海軍
はじめに
華北分離工作前の状況
華北分離工作前の海軍の対中政策
華北分離工作前の日中関係と日本海軍
華北分離工作後の状況
海軍の対中政策の転換
華北分離工作後の日中関係と日本海軍
おわりに
第6章 中山事件と日本海軍
はじめに
事件の発生
華北問題の調整と中山事件の捜査
海軍の対中政策の強硬化
おわりに
補論2 日中防共協定締結問題
はじめに
日本の発想
中国の対応
おわりに
第7章 日中戦争下の日本の華僑工作
はじめに
日中戦争初期の華僑工作
汪兆銘工作と華僑工作
汕頭工作
日タイ関係と日本海軍
おわりに
第8章 汪兆銘工作をめぐる日本海軍と日米関係
はじめに
「日米関係打開工作」の展開
汪兆銘工作と日本海軍
「日米関係打開工作」の挫折
おわりに
第9章 終戦史上の「戦後」-高木惣吉の終戦工作と戦後構想
はじめに
「空軍一元化」と東条内閣打倒
密命研究と「中間報告」
「戦後」をめぐる攻防
おわりに
結章
まとめ
展望
あとがき
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