図書ウミ ユカバ ヤマ ユカバ000044446
海ゆかば山ゆかば
サブタイトル1~10
日本人と軍歌
編著者名
林 英彦 著者
出版者
PHP研究所
出版年月
2002年(平成14年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
217p
ISBN
4569620655
NDC(分類)
767
請求記号
767/H48
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次
序章 陰欝なる連想
国家的な網膜剥離
戦争を知らない日本人
ノーテンキズムとブラカシー
旭日の悲しみ
自由と自発の違い
芸術としての愛国心
日本人は歌と共に生き、歌と共に死んだ
私たちは何に敗北したのか
量と質の〝文明の衝突〟
第1章 軍歌・日本精神史の結晶
祖国に関する知識が少ない現代の若者たち
日本が嫌いな日本人
過去からの連続性
断絶された文化遺産
日本中に浸透した昂揚のバイブレーション
明治・大正・昭和を象徴するもの
摂取・同化・変容への素地
日仏合作の軍歌第一号
ワンダーランドのワンダフル
心身を捧げんがための歌
第2章 芸術作品としての軍歌
純なる書物と純なる歌
シナトラが『空の勇士』を歌ったなら
日本のはじめてのフォークソング
『万葉集』のバイブル化・ロゴス化
感性を加味した国語で覚える歴史
他人のココロを忖度する才能
質の軍歌と量の軍歌
第3章 啓蒙・国際化としての軍歌
日本というクニは消滅している
軍歌こそ「和魂洋才」だった
語感を呼び起こす歌詞
「理解」せず「感知」する民族
日本人は〝煙感知装置民族〟
八紘一字の精神は間違っていない
世界観=国家アイデンティティを喪失した不幸
終章 日本文明の確立
アメリカ兵は軍歌を歌わずに戦った
プレスリーに歌ってほしかった軍歌
『紀元二千六百年』に込められた祈り
最終的な二者択一の選択
母、妻、妹、娘を守るために一命をなげうった日本人
母と子の結びつきが日本文明の原点
最後のいくつかのヒント
あとがきに代えて