日本外交の危機認識

特集・日本外交の危機認識
開国前夜－弘化・嘉永年間の対外政策（三谷博）
幕末・維新期の朝鮮政策と対馬藩（上野隆生）
日韓併合の国際関係－朝鮮問題と満州問題の連関（森山茂徳）
山県有朋と「人種競争」論（ジョージ・アキタ，伊藤隆）
二十一カ条再考－日米外交の相互作用（北岡伸一）
外務省革新派の現状打破認識と政策（塩崎弘明）
日華事変初期における陸軍中枢部－不拡大派の挫折から汪兆銘工作へ（高橋久志）
英米による経済制裁の危機と日本の対応－一九三七～一九三九年（渡辺昭夫）
沖縄返還をめぐる日米交渉・一九六五～一九六九年－「核抜き・本土なみ」への道（河野康子）
二つのニクソンショックと対米外交－危機の中の日米関係（草野厚）
第一次石油危機における日本の対外政策（マーク・セラルニック）
学界動向
比較の中の日本政治－アメリカにおける現代日本政治研究（マイク・モチヅキ　河野康子，中野勝郎共訳）