しんずがこうさく 小学2年(昭和26年発行)
1,わたくしたちの村・町(一学期)
わたくしたちの町の学校や,うつくしいさくらや,くさばなをしゃせいしたり,
春のけしきを作ったりしよう。
2,のりもの
のりものにのってたのしいえんそくをしました。
おもしろかったところをえにかいたり,いろいろなものをちゅうあつ紙で作ったり,
たのしい一日のえにっきをかいたりしよう。
五月の空におよいでいるこいのぼりも作ってかざりましょう。
3,もよう
うつくしいほうがんもようを考えたり,十一色のなまえをおぼえたり,
いろいろな色をあつめたりして色のべんきょうをしよう。
4,びょうき
にゅうばいのころは,いろいろなびょうきにかかりやすくなります。
つゆのころのえをかいたり,しんたいけんさのようすをえにかいたりしよう。
5,いきもの
いきものはわたくしたちの生活にかんけいがふかい。
家にかうどうぶつのいろいろをねんどで作ったり,のはらの虫をしゃせいしたり,
夏やすみには,たのしいおもいでをえにかいてみよう。
6,ねんど
夏のねんどざいくはきもちがよい。
やさいや,いろいろな,いれものなどを作ったりじぶんで考えたものを作ったりしよう。
7,おみせ(二学期)
おみせの人とわたくしたちとはかんけいがふかい。
いちばのようすをえにかいたり,うっているものをねんどで作ったりしよう。
8,おせわになる人たち
じゅんさ,ゆうびんくばり,小づかいさんなどのようにわたくしたちがきがつかないでも
大へんおせわになっている人がたくさんいます。
ねんどで,おせわになる人たちのすがたを作りましょう。
9,あき
野山のうつくしいあきになりました。
あきのけしきや,木のはや木のみをしゃせいしたり,かぐやひめのえや,
うんどうかいのえをかいたり,虫かごを作ったりしよう。
木やくさのみ,たねなどをあつめて,かたちのべんきょうもしよう。
10,やくにたつもの
わたくしたちの身のまわりで使うものを作ってみよう。
まず,きれいなはこともよう,えんぴつさし,手さげなどを紙でくふうして作ってみよう。
11,わたくしのへや
家の生活を考えてみよう。
べんきょうでせわになるもので,かばんなどをしゃせいしてみよう,
それから,へやのもけいをいろいろくふうして作ろう。
12,ふゆのあそび
よく考えてよいあそびをしよう。
はじめに,はしるおもちゃをけんきゅうして,作ってみよう。
たこやこまなどよいものを作ってげんきよくあそぼう。
13,年のはじめ(三学期)
お正月はたのしい。年のはじめのふじさんをかいてみよう。
それから,ねんがじょうをいれる手紙さしを作ったり,ふるはがきでいろいろなものをくふうして,作ってみよう。
14,ゆうびんきょく
わたくしたちがよくゆうびんをだしにいく,ゆうびんきょくをかいてみよう。
また,べんりなでんわを紙で作ってあそぼう。
15,ふゆの日
ふゆの町や村はどうなっているだろう。
ふゆのけしきをしゃせいしよう。
それから,わたくしたちの町や村をまもる火けしをかいてみよう。
またみんながげんきにあそんでいるようすもかこう。
16,がくげいかい
学校のがくげいかいは大へんたのしいものだ。
がくげいかいのえをかいて,ざいりょうをくふうし,もけいのぶたいを作ってみよう。
17,春をまつ
わたくしたちの町や村にうれしい春がどこまできたろうか。
春をみつけてそのけしきをしゃせいしてみよう。
また紙でまどを作って,まどから外のけしきを見ているようにくふうしてみよう。