図書カエッテ キタ タイワンジン ニホンヘイ000043834
還ってきた台湾人日本兵
サブタイトル1~10
文春新書 308
編著者名
河崎 真澄 著者
出版者
文藝春秋
出版年月
2003年(平成15年)3月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
214p : 挿図
ISBN
4166603086
NDC(分類)
289
請求記号
289/N37
保管場所
閉架一般
内容注記
関連地図:p6-8
和書
目次
序文にかえて
桜吹雪の靖国神社で
封印された高砂義勇兵の歴史
三つの名前をもつ男
呼び戻された記憶
台湾先住民と靖国参拝
台湾の奇檬子(キモチ)
W杯と日の丸、君が代
心のなかで私は今でも……
第1章 聖地モロタイ島
スロノ大将からの突然の電話
元日本兵の目撃情報
自分は日本に帰りたい
忘れ去られた中村
昭和三十一年にも元日本兵帰還
日中国交正常化の余波
第2章 元空軍中尉スパルディ
「バカヤロー!」
米軍はまだ島にいるのか
日本軍人の生きた鑑
厚生大臣からの感謝状
ペルニ病院での会見
ハリム空軍基地とペルニ病院
第3章 待っていた悲劇
台湾への帰還
招かれざる客
日本人記者の独壇場
再婚していた妻蘭英
義理より情を選んだ妻
アミ族一の金持ち
台湾の「浦島太郎」伝説
第4章 血書したため志願兵に
大正八年生まれのスニヨン
高砂族の大和魂
日章旗と万歳三唱に送られ
人生に二度命をもらった
陳徳儀の「戦時詳報」
第5章 インドネシアの激戦地で
高波にあおられて
郡長ユノス・ジャビル
一九九三年まで生きていた「モリタ」
島の住民が親近感
恋人アニファの消息
モロタイ島に残された日本
第6章 逃亡兵の汚名
日本語世代の憂欝
甥の陳徳祥
サトイモ、山鳥の卵、藤の芯
発見次第、銃殺刑に
清らかな魂
第7章 霧社事件とその後の人々
昭和五年十月二十七日
川中島の戦い
ああ日本人じゃなかった
元高砂義勇兵・大村国太郎
生涯一衛生兵・欧徳財
元高砂義勇兵・立山信吉
高砂義勇隊の歌
第8章 日章旗はためく慰霊碑
運命の皮肉
妻正子、長男弘、孫哲郎
翩翻とはためく日章旗
勲五等瑞宝章
元日本兵の威厳
歴史に試される日本人
あとがき
本書の刊行によせて 李登輝