図書目録テッポウ オ イッパツ モ ウタナカッタ オジイサン ノ ニューギニア センキ資料番号:000043826

鉄砲を一発も撃たなかったおじいさんのニューギニア戦記

サブタイトル
編著者名
深津 信義 著者
出版者
日本経済新聞社
出版年月
2003年(平成15年)6月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
237p : 挿図
ISBN
4532164427
NDC(分類)
916
請求記号
916/F72
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章 陸軍衛生の日々
東京第二陸軍病院に召集
レントゲン室勤務の青春
召集解除、食糧不足に悩む
北京陸軍病院からの誘い
再び応召
第1章 ニューギニアへ
行く先も知らず出発
さらば祖国よ
友軍機に見守られてマニラ湾へ
西部ニューギニアに到着
グラマン来襲、病院爆撃さる
転属を願い、ホーランジャへ
特殊工作班神機関に配属
第2章 特殊工作班神機関
神機関の構成と任務
海岸班を編成、工作実施に出発
海上集落タブラスハ
宣撫工作を開始
輝く星と夜光虫、幻想の世界
軍警を指揮し、実地踏査に
猪料理に歓迎のダンス
闇の中からわき上がった灯り
ジャングルの中の「千一夜物語」
イルカの大群を乗り切る
空から地から、ヤマビルの攻撃
ブングラン・アエル
日本人には見えなくなった?
第3章 奥地へ踏み込む
東部ニューギニアに出発
手投げ弾で魚捕り
拠点を求めてさらに奥地へ
米軍飛行士を捕虜にする
ホーランジャ陥落
すわ、敵の追撃か
オランジャングル(密林の人)
あてどなく彷徨う転進部隊
食べ損なったご馳走
特務機関の適任者とは
金親上等兵戦死
人食い人種(?)と出会う
老人の巨大な睾丸
最後のマカンブサール
サゴ澱粉採り開始
死と隣り合わせの転進へ
いよいよ未踏のジャングルヘ
第4章 密林の大転進
大密林に踏み込む
サゴ椰子を求めてくたびれ儲け
見えない太陽を見る原住民
集落発見
総出でサゴ採集
「北部ニューギニア探検隊此処に宿す」
遂に出た大マンベラモ河
丸木舟づくり
躍り続けるパプア人たち
第5章 大河マンベラモを下る
丸木舟で魔境へ
ターザン映画の光景
敵機が救いの神
激流にロープが切れた
鰐機関警備隊と出会う
鉄砲水に丸木舟を浚われる
鰐機関と合流
「助けてくれとなぜ言わぬ」
高砂族を救助する
米軍基地攻撃に失敗
見つからなかった遺体
機関統一への人身御供
さらばマンベラモ
第6章 何よりも食糧の確保
悲惨な戦闘に耐えるサルミ
新しい神機関本部設置
敵後方に潜入せよ
病院収容で人数半減
シュヘンメル山の旦那
恋の逃避行
姿なき敵
大ワニを仕留める
現地自活態勢に入る
食糧の自給態勢
旨いものは少人数に限る
激戦の跡を辿って
米軍物資で潤う松山部隊
敵地へ食糧調達に
食糧倉庫発見
台湾人兵補に教わった猪の罠作り
原住民の不思議な観察力
食べ物が何よりの日々
足のある蛇、王冠鳩
病死していた渡辺中尉
鴻軍医も倒れる
第7章 帰国まで
終戦の報来る
迷い兵を発見
トラックは兵士の墓場
占領軍兵士は殆ど原住民
鰻の子、蟹の子が河を上る
苦力頭が占領軍の伍長
負傷者救出
日本人MPに任命される
原住民の応援
南興農園に駐留所を作る
MPの役得
機関長連行
私物検査なしで日本へ
我々を繋いだ信頼の絆
故国の土を踏む
終章 それから
機関長、無念の刑死
遺骨のその後
生きていた英霊
幻の転進部隊
真実の記録を残したい
六十年ぶりの豪徳寺

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