図書センソウ ノ ホウ カラ ヘイワ ノ ホウ エ000043773

戦争の法から平和の法へ

サブタイトル1~10
戦間期のアメリカ国際法学者
編著者名
篠原 初枝 著者
出版者
東京大学出版会
出版年月
2003年(平成15年)5月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
3,307,7p
ISBN
413036216X
NDC(分類)
329
請求記号
329/Sh67
保管場所
閉架一般
内容注記
Ph.D論文「Forgotten crusade:the quest for a new international law」(シカゴ大学 1996年)をもとに加筆修正したもの 欧文タイトルは標題紙裏による 主要文献目録:p287-302 別タイトル:Forgotten crusade:the quest for a new international law in the interwar period;戦争の法から平和の法へ:戦間期のアメリカ国際法学者
和書
目次

序章
第1章 新しい国際法学の台頭
アメリカ国際法学会の設立
先駆的批判-ラインシュ、ボーチャード、フェンウィック
第一次世界大戦下における論争
第一次世界大戦の申し子-ガーナーとライト
新旧世代の交代-国際法推進委員会の頓挫
第2章 新しい国際法学における「法」の概念
イギリス、ドイツ、日本における議論
国際連盟規約とワシントン会議
法的問題と政治的問題
学問的議論をとりまく一九二〇年代の状況-理論から現実へ
第3章 戦争の規制
戦争の法的規制をめぐる論議
ジュネーヴ議定書
戦争の違法化と不戦条約
不戦条約をめぐる外交問題
第4章 満州事変-半分だけの勝利
国際連盟規約改正をめぐる日本政府の対応
中国にかんする条約関係研究の伝統
満州事変をめぐる国際法学
スティムソン主義-歴史に残る名宣言?
「新条約体制」-国際連盟における新しい国際法学の受容
第5章 中立をめぐる論議
論争の先鋭化-スティムソン、ライトとJ・ムーア、ボーチャードの対立
ヨーロッパにおける議論
一九三五年アメリカ国際法学会年次大会における中立論争
一九三五年中立法制定以後の動き
第6章 法なき世界と国際法学
現実としての「戦争」
東アジア情勢と法的アプローチ
国際法のよき理解者-コーデル・ハル
ヨーロッパ戦争の勃発
「第三」世代からの新しくも古い批判-モーゲンソーの登場
終章
主要文献目録
あとがき
索引(人名・事項)