昭和天皇の魅力
後世に伝えたい昭和天皇像
まえがき
第1章 魅力的なお人柄の昭和天皇
お会いするとみんながファンになる昭和天皇
昭和天皇のご日常
ご慈愛あふれる昭和天皇のお言葉
常に国民とともに歩まれた陛下
ヨーロッパをご訪問された時のご様子
他国との親善につとめることが大切
ご結婚五十年間の思い出
くつろがれたご様子の両陛下のご会見
戦後の日本の復興が一番うれしい
日本の国民が、日本の誇りを忘れてはいけない
乃木大将、ジョージ五世から学ばれたこと
国際社会から日本が期待されていること
平和努力を第一義に、順奉して対処される
第2章 アメリカ国民を和ませた昭和天皇の真摯なご対応
ご訪米は、五十数年前からのご希望
天皇、皇后両陛下、初のご訪米前の記者会見
アメリカのマスコミに日本の皇室をアピール
天皇、皇后両陛下、アメリカで大歓迎
アメリカ側警備のきびしさにブーイング
「天皇ヒロヒト」に対するアメリカの関心の高さ
天皇ご訪米で、日米の〝戦後〟に幕
「エンペラー・ヒロヒト ヨクイラッシャイマシタ!」
アメリカが日本に学び、日本を知らなくてはならない
悲喜こもごもの取材合戦
ご訪米の〝おみやげ話〟記者会見
第3章 戦後五十年目に実現した沖縄ご訪問
「沖縄に行けなかったのが、心残りだ」
昭和天皇のお気持ちを継いで、平成の時代に訪沖を果たす
〝ひめゆりの塔〟で火炎ビンさく裂
第4章 お妃選考にみられる皇室の変化
皇室におけるお妃選びの移り変わり
現在の天皇陛下が、美智子さまを選ばれた経緯
殿下の信頼に根づく愛情におこたえした美智子さま
第5章 昭和の時代が幕を降ろすまでの百十一日間
お誕生日の祝宴での異変
陛下のご体調悪化の数々の信号
侍医長に判断を任せられた〝玉体にメス〟
ご体調悪化をおしてのご公務
宮内庁発表の内容に疑問
はっきりしたコメントを避けた宮内庁の対応
世間体を気にする侍従と患者第一の侍医との確執
昭和天皇こ発病以後のマスコミの動き
取材する側のモラルとは
昭和天皇の最後の記者会見
昭和天皇のご発病から崩御までのご経過
第6章 昭和天皇の偉大なご事跡
「迪宮裕仁親王」のご誕生
二十五歳で第百二十四代天皇にご即位、元号は〝昭和〟
戦後復興の地方行脚と国際親善
歴代天皇のなかでは最長寿
昭和の終焉、新憲法下初の〝大喪の礼〟
あとがき
参考文献