図書ショウワ センジキ ノ ニホン エイガ000043704
昭和戦時期の日本映画
サブタイトル1~10
監督と映像表現
編著者名
杉林 隆 著者
出版者
鳥影社ロゴス・企画部
出版年月
2003年(平成15年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
240p : 挿図
ISBN
4886297722
NDC(分類)
778
請求記号
778/Su32
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次
序 昭和戦時期の日本映画
第1章 『人情紙風船』山中貞雄監督 昭和一二年九月 P・C・L
はじめに
原作としての黙阿弥『梅雨小袖昔八丈』
時代劇と現代劇
「夫殺し」とその真因-タテマエとしての武士道とその実質的失墜
男と男の友情論
おわりに 山中監督は観客に何を期待したのか
第2章 『路傍の石』田坂具隆監督 昭和一三年九月 日活多摩川
はじめに
未定稿としての原作と脚本の成立
監督田坂の主張-『路傍の石』は「文部省的」な映画か
おわりに 田坂監督は何を表現したかったのか
第3章 『多甚古村』今井正監督 昭和一五年一月 東宝京都
はじめに
原作の成立
原作・脚本・映画
おわりに 今井監督による『多甚古村』の理解と表現
第4章 『大日向村』豊田四郎監督 昭和一五年一一月 東京発声映画
はじめに
和田伝と農民文学懇話会
原作『大日向村』
脚本と映画
おわりに 豊田監督による移民問題の理解と映画表現
第5章 『還つて来た男』川島雄三監督 昭和一九年七月 松竹下賀茂
はじめに
原作としての『清楚』と「木の都」
脚本「四つの都」の成立
織田の時局への迎合
おわりに 川島監督とその表現
結語-戦後との断絶と連続性
作品目録
あとがき