図書ソウドウイン タイセイ ト エイガ000043698

総動員体制と映画

サブタイトル1~10
編著者名
加藤 厚子 著者
出版者
新曜社
出版年月
2003年(平成15年)7月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
337p : 挿図
ISBN
4788508664
NDC(分類)
778
請求記号
778/Ka86
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
博士論文「映画国策の展開と映画産業:戦時国民動員装置としての映画」(お茶の水女子大学2001年提出)に加筆・訂正を加えたもの 関連年表:p326-329
和書
目次

はじめに
「映画国策」とは何か
先行研究による戦時期映画統制政策の分析
本書の課題
第1部 総合的映画統制への模索-映画国策への道
総合的映画統制構想の出現
初期の映画統制とその理念
一九三〇年代国内映画市場の変動と警保局の統制方針
日中戦争による映画統制方針の転換-消極から「積極」へ
映画法制定による統制体制の樹立
映画法制定段階における統制構想
映画新体制の決定
第2部 映画国策の確立と戦時国民動員の実施
映画臨戦体制による映画産業の再編
映画臨戦体制の決定
三社体制下の製作と市場構想の変化
製作から興行にいたる総合計画の形成
作品指導の強化と製作傾向の変化-製作から生産へ
興行動員体制の整備
観客の観覧傾向と三社の製作傾向
第3部 映画国策による国民動員の限界
大陸における映画工作の展開
満州における映画工作
華北における映画工作
華中・華南における映画工作
日本支配地における映画工作の展開
南方における映画工作
朝鮮・台湾における映画工作
大東亜映画圏構想と映画工作の収束
映画産業による自治的統制への移行
大日本映画協会への統制機構の委譲
国民動員から国民慰安へ
自治的統制への収束と映画公社の設立
おわりに
総括
今後の課題

あとがき
関連年表
索引