図書目録テンノウセイ ノ シンリャク セキニン ト センゴ セキニン資料番号:000043407

天皇制の侵略責任と戦後責任

サブタイトル
編著者名
千本 秀樹 著者
出版者
青木書店
出版年月
2003年(平成15年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
226p
ISBN
4250203034
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/C45
保管場所
閉架一般
内容注記
新装版
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき
第1章 侵略責任と戦後責任
第2章 明治天皇の侵略責任
継承されるべき戦争責任
天皇親政か立憲制か
侵略には賛成、開戦には躊躇
戦勝の報に安堵
対露開戦への恐怖
天子から大帝へ
松と国体
「外武功を耀かし」
補論 天皇代替りにおける労働者統合
『むらぎも』と共同印刷争議
「大正」Xデーと争議の解体
労働者統合へのアメとムチ
Xデーと労働運動の再編
第3章 昭和天皇の戦争責任の隠蔽
イギリス、ドイツそしてアジア
二・二六事件
裕仁、田中義一首相を罷免
「満州事変」と裕仁
戦争責任の隠蔽
第4章 「聖断」神話の再検討-昭和天皇の終戦指導
重臣会見と近衛上奏文
沖縄戦と日ソ交渉
ポツダム宣言
裕仁の政治工作
一条件か四条件か
第一次「聖断」
国体護持の照会と回答
裕仁の動揺
動揺を克服した裕仁
第二次「聖断」
第5章 天皇制継続宣言-「終戦の詔書」と「人間宣言」
詔書の作成とラジオ放送
「終戦の詔書」の持つ意味
「人間宣言」
第6章 天皇無罪、国民有罪-東久迩宮内閣の「一億総懺悔」論
皇室だけが健在だった
敗戦責任は国民にあり
東久迩宮稔彦首相の「一億総懺悔」
裕仁と東久迩宮
裕仁の不安
東久迩宮、裕仁に退位を提言
第7章 共同の統治者として-マッカーサーと裕仁
一一回におよぶ政治会談
『マッカーサー回想記』の嘘
裕仁、戦争責任を否認
「人間宣言」の表と裏
マッカーサー・裕仁第三回会談
「英霊」を裏切った裕仁
マッカーサーが裕仁に民主主義を説く
第8章 安保体制の提唱者・裕仁-宮廷改革と二重外交
宮廷の縮小
裕仁、新重臣グループを構想
第一次吉田内閣と裕仁
中道内閣への介入
宮廷人事をめぐる二潮流の対立
昭和電工事件
マッカーサー・裕仁第四回会談
裕仁の「沖縄メッセージ」
おわりに
あとがき

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