図書アル ヒヒョウカ ノ ショウゾウ000043396

ある批評家の肖像

サブタイトル1~10
平野謙<戦中・戦後>
編著者名
杉野 要吉 著者
出版者
勉誠出版
出版年月
2003年(平成15年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
3,614,19p
ISBN
4585031006
NDC(分類)
910
請求記号
910/H66
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

序に代えて 平野謙における戦中・戦後の問題
第1部 問題の所在、論争への出発
戦時下の芸術的抵抗はあったのか‐平野謙の情報局時代をめぐって
平野謙論・序説‐紅野敏郎「戦時下の平野謙」を読む
論争への出発‐平野謙の<戦中から戦後へ>の問題(その一)
論争への出発‐平野謙の<戦中から戦後へ>の問題(その二)
「大東亜戦争」と伊藤整‐平野謙論とのかかわりにおいて
もう一つの藤村像‐平野謙「人生の従軍記者」をめぐって
第2部 情報局時代をどうとらえるか
平野謙の情報局時代をめぐって(上)
平野謙の情報局時代をめぐって(中)
平野謙論の中途の地位に立って‐中山和子に答える
ふたたび平野謙論の中途の地点から‐小田切秀雄・大久保典夫へ
平野謙の情報局時代をめぐって(下の一)
中山和子「平野謙の戦中・戦後」を読む
平野謙と思想戦‐<近代の超克>の問題をめぐって
第3部 戦況の逆転と「転向」、そして《敗戦》への道
平野謙の情報局時代をめぐって(下の二・完)‐戦況の逆転と「転向」
〝同情〟的研究者の陥穽‐中山和子『昭和文学の陥穽』批判
平野謙論‐《敗戦》への行程
平野謙論‐続《敗戦》への行程
平野謙における他者と天皇制‐《敗戦》をめぐって
第4部 ある批評家の肖像
『新生』論の主題と「芸術と実生活」批評家論の生成
平野謙における「自己解体」体験からの戦後の出発と晩年の問題
初出一覧
あとがき
索引あり