図書タイワン ノ ダイトウア センソウ000043373

台湾の「大東亜戦争」

サブタイトル1~10
文学・メディア・文化
編著者名
藤井 省三 編者/黄 英哲 編者/垂水 千恵 編者
出版者
東京大学出版会
出版年月
2002年(平成14年)12月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
313,8p
ISBN
4130860291
NDC(分類)
920
請求記号
920/F57
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次


台湾史における『決戦台湾小説集』-外来政権日本の国語体制(藤井省三)
海外進出と文学表現の謎(池田浩士)
戦時期台湾における動員と宣伝-『決戦台湾小説集』をめぐって(黄英哲)

中島利郎論文へのプレリュード 「書痴」の観点(黒川創)
『決戦台湾小説集』の刊行と西川満(中島利郎)
野間信幸論文へのプレリュード 派遣作家としての張文環-「雲の中」に語られたもの(張文薫)
張文環の戦争協力と文学活動(野間信幸)
張季琳論文へのプレリュード 楊逵-植民地の眼差し(山口守)
戦時下の楊逵-「増産の蔭に」をめぐって(張季琳)
石婉舜論文へのプレリュード 視聴覚メディアとしての演劇における植民地的近代(三沢真美恵)
「台湾新演劇運動の黎明」の到来-一九四三年、厚生演劇研究会の設立と公演(石婉舜,北川修一訳)
下村作次郎論文へのプレリュード サヨン神話とその映画化(四方田犬彦)
日本から逆輸入された『サヨンの鐘』の物語-中央舞台の台湾上演と呉漫沙の『サヨンの鐘』(下村作次郎)
垂水千恵論文へのプレリュード 呂赫若の養子的戦略(西成彦)
文学と音楽の狭間で-呂赫若の軌跡の示すもの(垂水千恵)

『民俗台湾』発刊の時代背景とその性質(呉密察,倉野充宏訳)
植民地の「混血児」-「内台結婚」の政治学(星名宏修)
戦時下台湾の文学と文化状況(河原功)
あとがき
執筆者略歴
索引