図書セカイ グンジガク コウザ000043230

世界軍事学講座

サブタイトル1~10
編著者名
松井 茂 著者
出版者
新潮社
出版年月
1996年(平成8年)10月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
229p
ISBN
4104078026
NDC(分類)
391.3
請求記号
391.3/Ma77
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

まえがき
第1章 戦争の基本型
野戦軍主力の撃滅・無力化
補給ルートの遮断
策源地の機能喪失
軍需産業の破壊
出血の強要
速戦即決あるいは持久戦
「臨機応変」と「主導性」の確保
第2章 核戦略からエア・ランド・バトルへ
核兵器の登場
核の手詰り
「政治兵器」として残る核
第3章 軍の編成と階級
軍種とは?
兵種とは?
陸軍の編成
機甲師団、機械化歩兵師団とは?
海軍の編成
空軍の編成
第4章 主要国の軍事思想
米国のエア・ランド・バトル
ロシアの機動防衛
変貌する中国の軍事思想
インドの全周囲防衛戦略
北朝鮮の場合
イラクの軍事思想と湾岸戦争の真相
第5章 現代陸軍戦略
緊急展開軍RDFの設置
C3Iシステムの混乱、制圧
ヘリコプターの効用
火砲の大口径化
永遠に不滅の歩兵
第6章 現代海軍戦略
艦隊決戦からシーレーン確保へ
シーレーンの防衛、日英の比較
ミサイル時代の幕開け・フォークランド海戦
重要性増す水中戦力とASW
主要国の海軍動向
第7章 現代空軍戦略
空軍のおそるべき有効性
現代航空戦の特徴
制空を担う強大な米空軍
基地の防衛の重要性
重要性を増す輸送空軍
第8章 ミサイル戦略
現代ミサイルの原型はV1、V2号
核戦略がミサイルを発達させる
誘導技術の進歩と巡航ミサイル
ミサイル戦争の実態
対ミサイル防御の困難性
第9章 宇宙戦略
偵察衛星の発達
実用にならなかったSDI
今後とも重要な宇宙手段
第10章 ゲリラ戦略
「アラビアのローレンス」のゲリラ戦
近代ゲリラ戦を体系づけた毛沢東
組織と宣伝を重視したボー・グエン・ザップ
ゲバラとマリゲーラ
現代ゲリラ戦
第11章 テロ戦略
ハイテク・テロの脅威
グリヴァスの三段階テロ戦略
効果挙げる報復テロ
「核ジャック」の恐怖
第12章 特殊戦略
近代特殊部隊の元祖の英SAS
ベトナム戦争とグリーン・ベレー
中東戦争と特殊部隊
湾岸戦争での特殊部隊の活躍
特殊戦略の限界
第13章 軍事技術の発達
軍事技術の発達が戦争を変える
軍隊のプロ化と支援システムの増大
自動化による偶発戦争の危険性
ハイテク化の問題点
第14章 戦争指導の在り方
日本の成功と失敗
ベトナム戦争における米国の失敗
KGBが起こしたアフガン戦争
対照的なイラン、イラクの戦争指導
フセインはなぜサバイバルしたか
勝利のための戦争指導
第15章 指揮と統率
戦機を把む
幸運だったケマル・アタチュルク
不運なロンメル元帥
戦果を拡大できない日本海軍
先見力を重視するロシア(旧ソ連)軍
リーダーシップを重んじる米軍
勇将の下に弱卒なし
信賞必罰と秋霜烈日
憲兵および督戦の重要性