図書目録マニアワナカッタ ヘイキ資料番号:000043223

間に合わなかった兵器

サブタイトル
もう一つの第二次世界大戦
編著者名
徳田 八郎衛 著者
出版者
東洋経済新報社
出版年月
1993年(平成5年)10月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
4,235,7p
ISBN
4492060650
NDC(分類)
559
請求記号
559/To35
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:巻末p[1]-7
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

1 和製バズーカー、戦場に達せず‐対戦車火器 戦車の脅威を見誤った日本陸軍
世界一貧弱な日本の対戦車火器
快速軽戦車を好んだ陸軍の論理
三七ミリ砲と九七式中戦車の悲劇
遅すぎた対戦車ロケット砲
<カコミ>帝国陸軍と国産自動車/ノモンハン事件の教訓
2 日本海軍を呪縛したマイクロ波技術‐日本の電子戦① 逆探もレーダーも育てなかった防御軽視思想
電子戦以前の状態
いきなりマイクロ波に取り組む
レーダー運用でわかった逆探の効用
最大の犠牲を払った潜水鑑隊
<カコミ>「敵艦見ユ」‐世界初の電子戦/日本の軍用レーダー/電波の分類について/日本潜水艦の喪失原因
3 「バトル・オブ・ジャパン」の幻‐日本の電子戦② 超短波のまま終わった陸軍の電波兵器開発
世界にもまれな電子バリア構想
マイクロ波レーダーには手を出さず
「バトル・オブ・ジャパン」を不可能にしたもの
洋上版の「バトル・オブ・ブリテン」
<カコミ>ドーリットル空襲/敗戦まで使われていた警戒機甲/対日戦略爆撃
4 独裁者が愛した「爆撃機」‐ジェット機開発 「政治」に破れたドイツのジェット戦闘機
音の壁
ハインケルとメッサーシュミット
戦闘機か爆撃機か
連合軍の「量」を突破できず
<カコミ>圧縮機の方式/メッサーシュミットを巡る人脈/冷遇されたハインケル
5 ソ連が間に合わせた底力‐戦時下兵器生産 シベリア疎開工場が生み出した良質兵器
見事なシベリア撤退作戦
ソ連式大量生産の威力
ドイツ軍を圧倒する新鋭兵器
<カコミ>戦時下日本の生産能率の低さ
6 間に合わなかった兵器‐技術開発の宿命 「間に合わなかったもの」のその後
回天となり得た新技術
壕に入る人、出て行く人
バネの教訓
あとがき
参考文献

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