戦争体験　続

はじめに

第一章　戦場体験
麦と兵隊（兵庫県　竹内卓爾）
サイパン島の玉砕（静岡県　伊藤一雄）
公認阿片吸飲所（宮城県　相原勝美）
「Ｂ２９が落ちた」（福井県　棟田正二）
惨敗に終わった芷江作戦（石川県　木戸宏二）
九死に一生を得た私の回顧録（愛知県　久田京松）
ビルマ・インパール参戦記（奈良県　吉田篤史）
生への記（新潟県　中村康雄）
運命の皮肉（熊本県　臼間野康雄）
私の終戦記念日（岩手県　桑島昌次）
終戦時の自爆を生きて（鹿児島県　福屋友春）
肉弾（静岡県　壱岐戛郎）

第二章　空襲体験
神戸大空襲の記録（兵庫県　楠政宏）
地獄絵（茨城県　鯉淵一郎）
東京大空襲の思い出（滋賀県　西村フミ）
四万十川（京都府　島田善太郎）
「戦う少女のうえに幸あれ」（茨城県　古谷田ゆき子）
東京大空襲（埼玉県　金子忠男）
北支の空襲警報（東京都　加賀肇）
タイムトンネル（静岡県　神谷範男）
白虹日を貫く（愛知県　渡辺正彦）
天国（神奈川県　田島春夫）
空襲の一夜（千葉県　小原秀子）
原爆被害者達（神奈川県　伊達昭二）

第三章　軍隊体験
太平洋戦争体験記（長野県　中嶋正則）
強制された体当たり戦術（大阪府　石古繁信）
一年間の海軍生活（岩手県　長根強）
ビルマ・ミイトキイナ北方の戦斗（福岡県　秦武康）
わが青春時代の軍隊生活（三重県　西野彰四郎）
私の昭和史、その一断面（岩手県　佐島直三郎）
私の戦記（栃木県　田中稔）
最後の学徒出陣（福島県　瀬戸省三）
蒋介石の泊った宿（新潟県　桑原芳夫）
平和が私の信仰である（埼玉県　諏訪茂）
少年の開眼（高知県　柳瀬康）
戦いの後の惨めさ（高知県　松本繁良）
日本に逃げ帰った連隊司令部（北海道　岸亨）
中国人のおかげで（福島県　小荒井秀磨）

第四章　捕虜・抑留体験
生きるための自分との戦い（千葉県　原田源弥）
復員－ビルマ従軍記から（千葉県　高橋正衛）
二日ちがいのシベリヤ抑留（香川県　内海巧）
シベリヤに生きる（宮城県　大津茂）
地獄の遁走（広島県　荒木功）
大地の子（福井県　鈴木秀緒）
南京城の思い出（神奈川県　林富夫）
捕虜（山形県　佐々木幸一郎）

第五章　疎開・終戦体験
戦中戦後の体験記（沖縄県　与那嶺弘子）
グッド　モーニング（長野県　三澤政博）
玉音放送（京都府　福田博幸）
欲しがりません勝つまでは（山口県　高井光子）
留学生の証言に涙（東京都　佐竹観光）
軍国の母哀れ（東京都　梅原明）
終戦（新潟県　白井己之吉）
戦時っ子に残した傷跡（奈良県　牧野弘）
本土疎開（沖縄県　比嘉寛）
人間は生きて返れん（高知県　和田静恵）
終戦の思い出（京都府　大辻勝也）
移り行く時に（東京都　安藤幸雄）
学童疎開の思い出（奈良県　山口義雄）
名もつけられない青春の一頁（岡山県　守安幹男）
夢枕（福岡県　横地貞義）

第六章　特別寄稿
硫黄島残影（依田信夫）
抑留者とシベリア犬クマとの哀歌（井上平夫）