図書目録ニジッセイキ ニホン ノ センソウ資料番号:000043036

二十世紀日本の戦争

サブタイトル
文春新書;112
編著者名
阿川 弘之 [ほか]著
出版者
文芸春秋
出版年月
2000年(平成12年)7月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
205p:挿図
ISBN
4166601121
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/A19
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1章 日露戦争-近大との邂逅
二十世紀型戦争の「三つの原型」パックス・ブリタニカの終焉
米西戦争と日本-日清戦争とナショナリズム
日露提携の可能性-旅順要塞で直面した巨大な「近大」
財政危機のなかでの辛勝-勝利が残した禍根

第2章 第一次世界大戦-「総力戦」の世紀
実感出来なかった悲惨さ-負けたドイツを評価した軍人たち
古き良きヨーロッパが終わった-第二次大戦の何倍もの死者
戦争を招いた講和条約-日本は敗戦国だった?
米英との協調路線はまぼろしか-持ち出しだった満州経営

第3章 満州事変-終わりなき暴走
グローバル経済の破綻-「無主の地」
「満州合衆国」はありえたか-石原莞爾の言葉と行動
男爵になった司令官たち-食い散らかしの掠奪戦争
「ぐれた兄貴」を殴るという理屈-引き返すポイントはあったか

第4章 太平洋戦争-混迷と陶酔
「四国同盟」の錯覚-情報戦争は中国の圧勝
テロへの恐怖-「大和」「武蔵」が国を滅ぼす
かわせなかった挑発-真珠湾の勝利はよかったのか
短調軍歌の陶酔-終戦は原爆のおかげか

第5章 湾岸戦争-残された課題
国連軍と日本国憲法-アメリカの占領政策は国際法違反
空回りする「第九条論議」-公のための死
第二の統帥権問題-大きなショックが必要

あとがき(猪瀬直樹)

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