塩化ビニル工業30年の歩み
本編
第1編 塩化ビニル工業の歩み
塩化ビニルの登場(戦前~25年)
戦前における塩化ビニル
戦後復興と塩化ビニル
試験生産の開始
塩化ビニル樹脂の本格生産開始(26~33年)
国産化の進展と設備の増強
技術の進歩と品質の向上
新しい市場の拡大
塩化ビニル工業の躍進(34~36年)
協調投資の時代を迎える
飛躍への基礎固め
価格の低下と需要の急増
原料転換と第3,4次増設(37~41年)
第3次増設とEDC法計画
東京オリンピック景気と第4次増設
飛躍的成長の基礎固め
設備大型化の推進(42~46年)
エチレン30万t計画と原料転換
年産100万t時代の到来
大型設備の完成と協会の新発足
第1次石油危機の発生(47~49年)
設備過剰が深刻化
石油危機への対応
環境問題の発生とその対応
低成長時代への移行(50~54年)
低成長が定着
構造不況の深刻化
第2次石油危機の発生
構造改善の実現(55年~)
構造不況に直面した化学工業
塩化ビニル樹脂4共販会社の設立
再活性化を目指し構造改善
第2編 塩化ビニル工業技術の発展
国産技術の開発と生産の開始(~25年)
塩化ビニル技術確立の背景
国産化当初の塩化ビニル製造技術
本格生産の開始と懸濁重合法の採用(26~33年)
乳化重合法から懸濁重合法へ
プロセスの合理化と製品の多様化
原料転換の本格化と設備大型化(34~45年)
カーバイド法からEDC法へ
オキシ法の導入と設備大型化
省資源・省エネルギー時代への対応(46年~)
環境・資源問題の深刻化
省エネルギーとニーズ多様化への対応
第3編 塩化ビニル関連産業の発展
塩化ビニル樹脂と関連産業
日本の化学工業と塩化ビニル工業
塩化ビニル工業の産業組織
塩化ビニル樹脂の原料産業
カーバイド工業
石油化学工業
苛性ソーダ工業
加工産業と副原料工業
塩化ビニル樹脂加工産業
副原料工業
第4編 塩化ビニール工業協会の歩み
協会の活動と組織
協会の設立と発展
協会の組織
塩化ビニール工業協会の活動
主要な協会活動
常設委員会の活動
関連団体の活動
歴代役員名簿
30年の思い出
塩化ビニール協会設立のころ(中司清)
農ビフィルムの開発に関与して(白水斉)
幕あけのころから販売に携わって(野村義雄)
高度成長期の塩化ビニル業界(藤木篤信)
オキシ法塩化ビニルモノマー技術の開発(原田巽)
中国に使いして(寺田勇)
塩化ビニルモノマー問題の思い出(鈴木安丸)
海外進出を手掛けて(金川千尋)
廃プラスチック問題13年(川合賢郎)
構造改善の推進に携わって(高橋博)
11代の会長に仕えて(石川和一)
資料編
統計
資料
年表
会員各社紹介
あとがき