大蔵省印刷局百年史 第2巻
第3編 事業の確立から成長へ
概観
行政庁から現業庁へ
新工場の落成と紙幣寮時代の終結
規程と工場職制の改正
確立された証券印刷事業
経過の概況
西南戦争と紙幣急造
紙幣国産の念願を果たす
日本銀行の創設と兌換券の製造
戦時における軍票の発行とその製造
第一次世界大戦と小額紙幣の製造
証券印刷部門の拡充整備と近代化
技術の開発と近代化
技術の流出と民業の発達
製版技術と郵便切手の変遷
製版・抄紙・印刷技術の向上―小判切手の上質化―
画一化の徹底―菊切手時代の均質化―
最も精緻なエルヘート凸版切手―田沢切手時代のはじまり―
活版印刷部門の推移
紙幣寮・紙幣局時代の活版印刷事業
飛躍を遂げた印刷局時代
内閣管下の活版印刷事業
事業の進展と紙業の開発
紙幣用紙の研究
みつまたの栽培奨励と生産地の概況
藁パルプの開発
紙幣用紙抄造法とその発達
特殊紙の製造と海外輸出
抄紙機の増設と民間製紙界
製薬事業の創始とその終局
印刷用紙の自給体制確立
民間製紙業界の発展と当局製紙
分工場の建設と払下げ
抄紙と千川用水
抄紙部災害のこと
自給生産から工業化へ
機械工業の発展とその製品
化学工業の発展と製品の多様化
官報の創刊と法令公布制度の確立
言論政策から官報創刊へ
近代法令公布制度の確立
創業期の官報と付属刊行物
官報の変遷
官報印刷事業の進展
官報印刷事業と官報印刷場
官報印刷事業当局の所管に移る
帝国議会の開設とマリノニ式輪転機の輸入
文書局の創設から官報、印刷両局の合併へ
初期の発売制度と官報販売所の創設
官報の広告掲載と取次制度
技術者養成と勉学奨励
教育制度の形成へ
教場から学場へ
教習所の消長と学術研修会
海外留学生の派遣
研究部門の形成と発展
研究部門の形成へ
第一次世界大戦と研究所の発展
古美術調査旅行とその成果
百四十二日の大調査行
刊行された古美術大集成
福利厚生事業の拡充
共済組合以前の福祉対策
共済組合の登場と福利厚生事業
組織、制度の動き
行政事務の移管と現業機構の整備
最初の大蔵省印刷局時代
大蔵大臣管理の外局時代
内閣総理大臣管理の印刷局時代
会計制度の発達と経営概況
事業の発展と特別会計の形成へ
特別会計制度の登場とその展開
国有財産管理と物品会計
警備制度の確立
関東大震災と当局の罹災
関東大震災と当局の惨状
震災直後の応急対策
庁舎と生産設備の復旧