図書目録ニホン ベイショクシ資料番号:000042869

日本米食史

サブタイトル
編著者名
岡崎 桂一郎 著者
出版者
有明書房
出版年月
1990年(平成2年)5月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1368p
ISBN
4870440989
NDC(分類)
383.8
請求記号
383.8/O48
保管場所
閉架一般
内容注記
丸山舎書籍部大正2年刊の複製
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

目次
前編
食米及び春米の由来沿革
甲 食米度数の変遷
乙 米価の高低
食米と脚気病とに係る歴史上の観察
太古時代
氏族制時代 自 神武天皇の紀元元年 至 皇極天皇紀元千三百四年
唐風模倣(寧楽)時代 自 孝徳天皇の大化元年(紀元一千三百五年) 至 桓武天皇の延暦十二年(紀元千四
文弱華奢(平安)時代 自 桓武天皇延暦十三年(紀元一千四百五十四年) 至 近衛天皇久寿二年(紀元一千
武強質実(源平及鎌倉)時代 自 後白河天皇保元元年(紀元一千七百十六年) 至 後醍醐天皇元弘三年(同
文武離乱(室町)時代 自 後醍醐天皇建武元年(紀元一千九百九十四年) 至 正親町天皇永禄十年(紀元二
中編
偃武文恬(織田豊臣徳川)時代 自 正親町天皇永禄十一年(紀元二千二百二十八年)至 孝明天皇慶応三年(
武弁殺伐なる質素簡撲の世に於ける食米と脚気病との関係 自正親町天皇永禄十一年(紀元二二二八年) 至
雄健にして濃麗なる豪華の世に於ける食米と脚気病との関係 自 霊元天皇元和元年(紀元二三四一年) 経
安逸惰弱にして天災頻到の世に於ける食米と脚気病との関係 自 後桜町天皇明和(紀元二四二五年頃) 至
泰平極運の世に於ける食米と脚気病との関係 自 光格天皇寛政元年(紀元二四四九年) 至 仁孝天皇文政十
文明開化前駆の世に於ける食米と脚気病との関係 自 仁孝天皇天保元年(紀元二四九〇) 至 孝明天皇慶応
附録
明治初年に於ける脚気病に就き諸家所説の一斑
後編
稲及米の名義並に由来
稲の語源及び品類並に原産地
米穀の称呼及び類別。
米を尊重せしことの事実
古代は一日二食なりし考証
飯、粥、鮨及び餠の故事
甲 飯
乙 粥
丙 鮨
丁 餅 姿、餌、○、○
記録に現はれたる各時代の飯、乾飯及び粥
上古及び奈良期時代に於ける飯、乾飯、粥の記録
平安朝時代に於ける飯、乾飯及び粥の記録
鎌倉、室町時代に於ける飯、乾飯及び粥の記録
安土桃山江戸時代に於ける飯、乾飯及粥の記録
日本米食史附 食米と脚気病との史的関係考 奥書
各時代に於ける食米の精粗と脚気病の消長
太古時代 氏族制時代 奈良朝時代
平安朝時代
源平鎌倉時代 室町時代
織田豊臣徳川時代
本編挿図目次
(口絵) 鎌倉時代、高盛の飯を喫する図
(口絵) 鎌倉時代、乞丐徒に飯菜を施す図
(口絵) 南北朝時代、米を舂くの図
(口絵) 日光山強飯護喰の図
(1) 維新前大道米舂の図
(2) 太古人民の生活
(3) 太古の食机及葉盤
(4) 平安朝末期時代、武将、高盛の飯を食する図
(5) 平安朝時代の食器
(6) 平安朝時代の大饗
(7) 平安朝時代病者を路傍に棄てたる図
(8) 鎌倉時代の宴遊
(9) 戦国時代野盗宴を張り米を掠奪し来るの図
(10) 室町時代の商家及往還
(11) 室町時代食物調理の図
(12) 江戸時代の農家
(13) 大阪堂島の米市
(14) 江戸初世時代の旅況
(15) 豊臣時代の武人(玄米を常食とせし)加藤清正の肖像
(16) 細川忠興宝器を○て窮民に粥を施すの図
(17) 寛永頃、湯女風呂の宴遊
(18) けんどんめし屋の図
(19) 元禄の頃、江戸吉原大門口の図
(20) 僧鉄眼三たび刊経の募金を以て飢民を救ふの図
(21) 宝暦時代宴遊の図
(22) 飢饉にて人民餓死する図
(23) 寛政頃、摂州伊丹醸酒場、米洗ひの図
(24) 文化、文政時代、喰初式の図
(25) 脚気炙点の部位図
(26) 江戸季世宴飯の図
(27) 儒医河内全節の肖像
(28) 東京大学医学部教授、侍医、医学士原田豊の肖像
(29) 米粒を縦断して其各層を示す略図
(30) 歯固供御の略図

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