日本映画五十年史
- サブタイトル
- 1941-91年
- 編著者名
- 塩田 長和 著者
- 出版者
- 藤原書店
- 出版年月
- 1992年(平成4年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 428p
- ISBN
- 4938661438
- NDC(分類)
- 778
- 請求記号
- 778/Sh72
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 文献あり 年表あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 広がる戦火とともに 一九四一‐四五
日本映画しかなかった…
二人の新人監督
「無法松の一生」の感動
戦争中のスターたち
「戦争映画」は戦犯か?
(コラム)モンタージュの美
(作品評)「虎の尾を踏む男達」
第2章 焼け跡からの新生 一九四六‐五〇
与えられた民主主義
「混乱」の中での青春
学生が作った“文化”
欧米の新風に触れて
日本的なるもの
(コラム)“虚構”と“実在”
(評論)一つの日本映画論
第3章花開く世界に魅せられて 一九五一‐五五
見果てぬ映画への夢
年間三百六十五本の年
「ひめゆりの塔」を生んだ時代
「君の名は」の意味するもの
「七人の侍」と「二十四の瞳」
溝口健二の世界
文芸映画の隆盛
(作品評)「花の中の娘たち」
(作品評)「女の園」
(作品評)「男ありて」
第4章 飛躍への可能性探る 一九五六‐六〇
量産と大型化と
錦之助と裕次郎
昭和三十年代の「青春」像
地方新聞映画記者会
巨匠・名匠・才匠
シナリオ作家との共存
三島由紀夫の素顔
日本のヌーベル・バーグ
(人物論)団令子
(作品評)「独立愚連隊」
(作品評)「黒い画集」
第5章 再生への模索つづく 一九六一‐六五
忍び寄るテレビの影
コン・コクトオの開花
黒沢時代劇の影響
小津安二郎の死
カメラマン一代
今村映画のリアリズム
小百合と千恵子と…
多様化する外国映画
(作品評)「何か面白いことないか」
(人物論)川島雄三を悼む
(作品評)「越前竹人形」
第6章 斜陽の中のもだえ 一九六六‐七五
進む映画離れ
“新しい波”のその後
「寅さん」登場
山本薩夫の抵抗
大映ついに崩壊
ロマン・ポルノの功罪
ニュー・シネマとその周辺
(作品評)「初恋・地獄編」
(作品評)「日も月も」
(コラム)旧制高校性の青春
第7章 やさしさを求めて 一九七六‐八五
狭められた世界
清張と横溝の映画化
再び市川崑について
古きよき時代への郷愁
BGMから主題曲へ
昭和五十年代の青春は?
森田芳光と伊丹十三
外国映画も曲り角に
(コラム)千恵蔵の魅力
(コラム)「寅さん」モスクワへ
第8章 日本映画にあすはあるか 一九八六‐九一
劇場からビデオへ
アニメに托した情念
「第三世界」の映画
昭和は終わったか
戦後は終わったか
こんな夢を見た
そして一九九一年
(随想)日本映画を読む
(コラム)“おとな”の映画
あとがき
〔附録〕作品索引
作品索引(外国映画)
人名索引
人名索引(外国映画)
日本映画参考文献
日本映画史略年表(一九四一‐九一年)
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