日本の博物館史
- サブタイトル
- 編著者名
- 金山 喜昭 著者
- 出版者
- 慶友社
- 出版年月
- 2001年(平成13年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 424p
- ISBN
- 4874490360
- NDC(分類)
- 069
- 請求記号
- 069/Ka47
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 索引あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1部 日本の博物館史
近代以前における博物館思想の萌芽
同好者たちの物産会
日本と西洋の博物学
シーボルトの来日と日本人による博物学の進歩
古器旧物への関心と理解
見世物と大衆文化
「官」による博物館の形成
明治政府の物産会と博覧会
近代博物館の基本構想
古器旧物の保護政策
ウィーン万国博覧会への参加と博物館構想の転換
岩倉使節団による欧米博物館の見聞
博物館と殖産興業政策
内国勧業博覧会の目的とその変容
古器旧物保護からナショナリズムへの変容
学校教育と博物館
科学教育と通俗博物館
博物館政策の地方への波及
地方における古器旧物保護の状況
地方における博覧会の展開
教育系博物館の地方への波及
地方における記念館の設置
郷土博物館の成立と展開
「民」の発想による博物館づくり
鈴木重男と遠野郷土館
渋沢敬三とアチック・ミューゼアム
柳宗悦と日本民芸館
「民」としての博物館づくり
戦後の地域博物館史
行政主導の博物館
民間主導の博物館
博物館史にもとづく21世紀の博物館像
第2部 千葉県野田地方の社会教育史と地域博物館づくり
戦前の社会教育の基盤
明治時代の社会教化運動
政府による社会教化政策と青年団体の結成
戊申詔書の発布と地方改良運動
野田町立図書館と機関誌「砂丘」
興風会の設立と国民教化運動
戦後の住民による文化運動と地域博物館づくり
民主主義国家と住民による文化運動
住民による「郷土博物館」の建設運動
第3部 現代地域博物館論
地方分権社会における地域博物館の現状と課題
地域博物館の登録博物館離れ現象
地域博物館の現状
パラダイムの転換
「個」の確立にむけて
「まちづくり」と市民意識の形成に関する地域博物館の可能性
市民とは
「まちづくり」とは
地域博物館の基本理念
地域博物館の可能性
資料調査研究論
人文系博物館の調査研究活動
押絵行灯の収集と保管
押絵行灯の調査研究
調査研究にもとづく教育普及活動
収集・整理保管・調査研究・教育普及の循環機構
博物館機能論における調査研究の位置づけ
ソーシャル・マーケティング理論による地域博物館の戦略
ソーシャル・マーケティング理論とは
特別展とソーシャル・マーケティング理論の応用
特別展の実施
地域社会への普及
博物館・住民・行政の参加と連携
地域博物館のソーシャル・マーケティング戦略
これからの地域博物館の方向性
あとがき
索引
事項索引
人名索引
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