大正テレビ寄席の芸人たち
- サブタイトル
- 編著者名
- 山下 武 著者
- 出版者
- 東京堂出版
- 出版年月
- 2001年(平成13年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 335p
- ISBN
- 4490204302
- NDC(分類)
- 779
- 請求記号
- 779/Y44
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 索引あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
1 売れっ子になったウクレレ司会者・牧伸二
2 「コミック・トリオ」「コミック・コント」の隆盛
てんぷくトリオ―「びっくりしたな、もう」で、たちまち人気
トリオ・ザ・パンチ―もっとも「大正テレビ寄席」向きの都会的トリオ
内藤陳が尊敬した「和っちゃん先生」こと泉和助のこと
ナンセンス・トリオ―三人の立場が平等、まるで座長大会のよう
「大正テレビ寄席」に登場のコミック・トリオ十二組
二人組のコミック・コント―一世風靡の「コント55号」他
3 “五秒に一回の笑い”の注文に応えた漫才師たち
Wけんじ(宮城けんじ・東けんじ)―「やんなッ!」「オーッ!」で売り出す
晴乃チック・タック―都会的でスマートで「いいじゃなーい」
獅子てんや・瀬戸わんや―内海突破門下、漫才界の優等生
「大正テレビ寄席」を賑わした漫才師たち、その他
4 “立ち高座”で奮闘した噺家たち
「五秒に一回の笑い」への対応
林家三平―アドリブ(どうもスイマセン)の効用が成功のキッカケ
月の家円鏡(現・橘家円蔵)―明るくて頭の回転は早いが、“駄金魚的”噺家が似合う
三遊亭小金馬(現・金馬)―軽妙な新作落語で本領発揮
三遊亭歌奴(現・円歌)―酔っぱらいの野次に怒って、あとは出演拒否
桂米丸―今輔の“隠し弟子”、落語界のサラブレッド
昔々亭桃太郎―落語界の孤児となったが、新作には秀逸が…
柳家金語樓―“放談”として二度、漫談風に喋ってもらう
5 新しい芸を開拓する芸人たち―歌謡漫談(「ボーイズ物」「コミック・バンド」他)
ボーイズ物
健闘した川田門下―小島宏之・灘康次・鹿島三津夫
川田門下以外のボーイズたち
コミック・バンド
「ザ・ドリフターズ」―楽器に堪能なことと、ボーイズ物の長所を加味した新鮮さで大人気
「ドンキーカルテット」―四人の頭株は強心臓の小野ヤスシ
その他の歌謡漫談・物真似、他
柳家三亀松―新内から虫の鳴き真似まで、器用にこなした“池ノ端の師匠”
小野栄一―“なんでも屋”の芸を身に付けたが、暗さが難
八代英太―天下一品の森繁久弥の真似
南州太郎―多彩なレパートリーと軽い芸風
空野伸平―アクの強さが受けたものの…
桜井長一郎―「声のスタイルブック」と名付けた声帯模写
片岡鶴八―犯人の声紋の実験に協力したことも…
牧野周一―ユーモア・センス十分の活弁系漫談家
宮尾たか志―ピンクムード漫談が得意で、常連にはなれず
早野凡平―帽子の芸を編み出してから冴えた「べしゃりマイム」
東京ぼん太―田舎っぺ丸出しのジェスチャーと、新鮮なギャグとの相乗効果
坂野比呂志―大道芸を“話芸”に高めたといわれる
トニー谷―植民地ニッポンの縮図(大宅壮一)と揶揄された珍芸の持ち主
あとがき
人名索引
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