図書オモシロ ハ ノ ハクブツシ000042438

おもしろ歯の博物誌

サブタイトル1~10
編著者名
斎藤 安彦 著者
出版者
創英社
出版年月
2001年(平成13年)5月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
158p
ISBN
488142470X
NDC(分類)
497
請求記号
497/Sa25
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
発売:三省堂書店(東京)
和書
目次

第1章 歯ブラシと歯磨き
なぜ人間は歯を磨くか
太古の人間も歯を磨いた
古代の人々の歯磨き
歯ブラシの原型
歯ブラシの進化
植毛歯ブラシはいつごろ現れたか?
植毛歯ブラシは中国から
「歯ブラシ」と歯磨き
電動歯ブラシ
日本の歯ブラシ、歯磨剤の現状
歯の磨き方
これからの歯磨きはどうなるか

第2章 歯木と楊枝
古代インドで生まれた歯木
釈迦が楊枝を植えた伝説
「楊枝」か「歯木」か?
楊柳のもつ鎮静・解熱作用
楊枝のルーツ
猿屋楊枝のいわれ
平賀源内の歯磨宣伝文
楊枝店の看枝板
士族の副業、楊枝づくり
最後の房楊枝
熊野楊枝薬師と三十三間堂 楊枝で悪疫を払い除く
高野義浄は、山と楊枝地蔵
発根性の強い楊柳と水との関わり
アイヌ人とようじ
南部ガーナにおける歯木使用
木の歯ブラシの薬効
中東の楊枝と歯木
西アフリカの木のハブラシ
東西の食事事情と歯ブラシの普及
ツマヨウジがご自慢・欧州貴族
ヒポクラテスの自家製歯磨き粉をお試しあれ

第3章 歯科衛生について
口腔衛生の歴史 歯磨きの知恵の堆積
中世の歯科衛生
歯と宗教と食事のかかわりあい
職業としての歯科医の成立
古書に見る歯の清掃具
ヘアブラシで歯を磨く?
砂糖と歯 甘いものはうまいもの
タンニン酸で虫歯予防

第4章 虫歯
古代人の歯 火の使用とともにはじまった歯の退化
古代人の虫歯
日本人は虫歯民族か
サルに虫歯があるか?
虫歯は果たして文明病か?

第5章 歯と仏教
敦煌壁画に歯みがきの図
歯の喪失を嘆く唐の詩人
道元が教えた洗面と歯みがきの法 日本人は、口をすすぎはしたが…
洗面法をこまかく教示
馬の毛の大ハブラシ
歯をみがくとき誓うこと

第6章 動物の歯
それは“食文化”のツケからはじまった
食性によって異なる歯の形
ヒトはパクパク、ウシはモグモグ
鳥にも、歯があった
奇妙な歯をもつ動物たち
魚の歯いろいろ
食生活を表わす歯の形
喉や食道にも歯が
魚のヒゲ
クジラの歯
ゾウとマンモスの歯
恐竜と爪楊枝
前足の爪で歯の掃除?
歯ぎしり痕のある恐竜の歯

第7章 歯に関する切手
歯に関する切手
歯痛の守護聖人「聖アポロニア」
「歯科医学」の祖
歯科予防、治療の切手

第8章 歯に関するおもしろい話
平安美女の口臭
足利尊氏の一本の歯
秀吉と長楊枝
テレビドラマの中の楊枝
歯のない少女たち