はるかなる故国を想いて：　航空特別攻撃隊七十四柱（愛媛出身）の鎮魂譜

第１章　太平洋の波の上
スタイリスト将軍
ミッドウェーに怨念あり
ガダルカナルに恨みは深し
さらばラバウルよ
マリアナ沖にＺ旗むなし
戦争非情、豹と兵隊
帰ってきたマッカーサー
第２章　マバラカットの夕映え
散華した六人の愛媛出身の特攻士官
第３章　硫黄島と神雷部隊
バロン西降伏せず
梓（あずさ）も桜花（おうか）も届かず
第４章　嘉手納沖の払暁（ふつぎょう）と薄暮（はくぼ）
一億総特攻のさきがけ「大和」
雲ながるる果てに
「生等（せいら）モトヨリ生還ヲ期セズ」―学徒出陣―
黎明―摩文仁（まぶに）の丘―
第５章　犬吠埼（いぬぼうざき）はわが墓標
破局への道
第６章　僚機よ、さらば
あわれ、少年飛行兵
第７章　戦い破れたり
日本の一番長い日
新婚の特攻悲し、大虎山（ターフーシャン）
増補改訂のあとがき