図書カエラヌ ヒト ト トモニ000042034

還らぬ人とともに

サブタイトル1~10
沖縄県遺族連合会三十周年記念誌
編著者名
沖縄県遺族連合会 [編]
出版者
沖縄県遺族連合会
出版年月
1982年(昭和57年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
497p
ISBN
NDC(分類)
369.37
請求記号
369.37/O52
保管場所
閉架一般
内容注記
年表あり
和書
目次

県民の大事な戦後史(沖縄県知事 西銘順治)
次の世代に対する生きた資料に(財団法人日本遺族会会長 村上勇)
戦没者の遺徳をしのぶよすがとして(財団法人日本遺族会顧問 参議院議長 徳永正利)
記念誌発刊にあたって(財団法人沖縄県遺族連合会会長 津嘉山朝信)

プロローグ
沖縄戦の諸相

第1章 遺族会の結成
全国遺族の実態と全国組織の結成運動
全国遺族会結成への動き
日本の独立と遺族援護の予算獲得
沖縄遺族連合会結成へ
遺族連合会結成へ始動
援護法施行にむけて
組織強化で本土対応

第2章 遺族会の活動
遺族援護事務開始、ようやく軌道へ
援護事務開始の前後
学徒隊と一般住民の処遇
〈回想〉
遺族援護の道づくり (元総理府事務官(南連勤務) 馬渕新治)
不安の中で発足した援護事務(元那覇日本政府南方連絡事務所 初代援護担当事務官斎藤元之)
職業補導所のあゆみ
職業補導所建設へ
くろしお会館のあゆみ
会館建設への動き
復帰前後・激動期における遺族会
祖国復帰へ向けて
復帰後の遺族問題

第3章 遺骨収集から慰霊塔建立へ
遺骨収集と慰霊塔建立
遺骨収集始まる
慰霊顕彰事業と墓参
県、国による慰霊祭・追悼式
靖国神社参拝と外地墓参

第4章 婦人部・青年部のあゆみ
婦人部のあゆみ
婦人部の結成
婦人部大会の開催
婦人部の活動
青年部のあゆみ
青年部の結成と活動のあしあと

第5章 戦争体験記
三度目の召集、沖縄戦で死んだ夫(義田千代)
半身不随の祖父と赤子抱え山中へ避難(河野ノブ)
那覇商業学校通信隊員だった息子(川田林栄)
戦争すんでもマラリアの恐怖(瀬名波初)
戦後子どもたちを心の支えに(安座間栄子)
ソテツと野草で命をつなぐ(島マス)
父と兄の戦死と遺骨収集(大城勲)
テニアン島を追われて北谷へ帰る(照屋秀)
金武から久志、羽地を逃げまわって(赤田サダ)
魚類、海産物の行商を続ける(嵩原ハツエ)
「戦果」に行き九死に一生を得る(仲宗根義尚)
農業と教職の二足のわらじをはく(新垣曽用)
摩文仁に散った息子と恩納岳での避難生活(津嘉山朝信)
臨月の体で戦場徘徊(平安座トシ)
花嫁移民でフィリッピンへ(小橋川苗)
島袋部落で牛小屋生活(大城ヒデ)
フィリッピンからの一時帰国で戦火にまきこまれる(嶺井壽昌)
息子は女装して共に生きのびる(奥間ツル)

資料
三十年のあゆみ
遺族大会決議事項
遺族連合会歴代役員名及び職員動向
表彰者氏名
県下各市町村遺族会名簿
各市町村慰霊塔
沖縄県関係靖国神社合祀数
編集後記