新独逸国家大系 第3巻
「国法的基礎・国防軍」に序す(前内務大臣侯爵・木戸幸一)
1 国家と経済(ライプチッヒ大学教授・エルンスト・ルドルフ・フーバー)(東京商科大学助手・板垣与一)
国家と経済との関係の歴史的諸形態
国家と経済との旧き結合
国家と経済との分離
ドイツ社会主義の諸形態
経済の自治
国家的指導経済
2 ドイツ指導者国家の機構(ミュンヘン大学教授・オットー・ケルロイター)(早稲田大学助教授・和田小次
指導者国家の本質
ドイツ指導者国家の発生
指導者国家と国家形態
国法的機構における指導と従属者団体
指導の手段
指導の諸形式
ドイツ指導者国家における宗教と文化
3 民族社会主義と国法(ドイツ国・プロイセン内務省事務長官・局長・ストゥカルト)(東北帝国大学助教授
民族社会主義革命の本質及び意義
前世紀の世界観的及び国法的発展
ワイマール体制の廃棄と民族社会主義的権力的地位の確保
ワイマール憲法と国法的新構成
民族社会主義的世界観と国家理念
民族と種族
指導者国家
統一国家
党と国家
第三帝国の国防軍
職分団的構成
第三帝国・一千年の憧憬の実現
4 国籍とドイツ公民権(ドイツ国内務省参事官・ベルンハルト・レーゼナー)(早稲田大学助教授・金沢理康
国籍
法概念
民族構成員と国籍者
沿革
国籍の本質と内容
「基本権」
臣民
州市民
州籍者
ドイツ国籍者
ドイツ公民
外国人
無国籍
二重国籍
ドイツ国籍法の法源
国籍の取得
国籍の喪失
国籍の確定
新国籍法に対する民族社会主義的要請
ドイツ公民権
基本的なるもの
客観的前提
主観的前提
暫定的公民法
5 地政学的基底(ミュンヘン大学教授・カール・ハウスホーフェル)(東京商科大学教授・佐藤弘、東京商科
ドイツの生活空間の裂壊
空間形成―西部及び東部の動態
巌から海へ―アルプスと沿岸
ドイツ人の生活空間の区分
空間における脅威
空間と運動(空間の動態)
空間的意識の警告
6 国防軍(退役陸軍少将・待命突撃隊師団長・フレードリヒ・ハーゼルマイエル)(陸軍大尉・山崎藤吾)
国防軍の本質及び使命
近代国防軍の組成
独逸国民国防軍の創設
独逸国防軍の法的地位
独逸国防軍の統帥及び経理
国民と国防
註解あり