図書ガレラ ハルマヘラ センキ000041698

ガレラ、ハルマヘラ戦記

サブタイトル1~10
編著者名
ガレラ・ハルマヘラ会 編者/能島 武繁 監修
出版者
ガレラ・ハルマヘラ会
出版年月
1973年(昭和48年)11月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
361p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/G22
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

見返し「サリムリ」方面より「ガレラ」湾を望む(元十派通信隊・故垣内秀雄画)
天と海、英霊に捧げる七十二章より(千鳥ケ淵より)(浅野晃)
昭和四十年十一月東京靖国神社に於て厳修せられた「ハルマヘラ」島戦歿者合同慰霊祭に於ける石井「ハルマヘ
「ガレラ、ハルマヘラ」戦記の発刊について協力方の件呼びかけ(編纂委員)
発刊の辞(元北地区隊長・能島武繁)
序に代えて(まえがき)(編纂委員)
第1篇 対空戦斗並邀撃準備篇=連合軍モロタイ島上陸以前まで=
第十派遣隊司令部の編成完結(兵団長不在中に第十派遣隊司令部の編成下令)
第十派遣隊の編成完結(満開の桜に送られて釜山出発)
南方への転進(敵潜敵飛の脅威下に南方転進 「マニラ」に於ける田村大隊の分進と派遣隊主力の「ガレラ」到
“船団南へ”(元輜重兵第三十二聯隊第一中隊・管井稔“南の星”より)
春島「ガレラ」に陣地占領と決定(戦局急を告げ任地変更)
楓兵団春島警備状況(元楓兵団・小杉高級参謀)
「ハルマヘラ」上陸後 六月中の行動(元北地区隊長・能島武繁)
当時に於ける派遣隊の状況並任地変更の事情と濠北方面に於ける彼我一般の概況
戦斗準備開始(状況急迫下の陣地編成)
地区隊長手記(能島武繁)
地区隊副官手記(任地決定と陣地配備)
攻撃準備進む(連合軍「モロタイ」島上陸迄の対空戦斗並邀撃準備)
敵軍モロタイ上陸迄の行動(北地区隊長手記)
地区隊副官当時の記録、春島初空襲
楓兵団司令部被爆、吉田参謀長、山本参謀戦死(楓兵団小杉高級参謀手記)
「ガレラ」戦斗指揮所被爆、司令部衛兵戦死(地区隊副官手記)
「ガレラ」「ドマ」の爆撃(元輜重兵第三十二聯隊第一中隊・菅井稔“南の星”より)
対空戦斗(北地区隊副官当時の記録より)
対空戦斗の概要(元第四十七独立野戦高射砲機関砲中隊長・鳥居保年)
第2篇死斗篇 =連合軍「モロタイ」上陸より第十一次突入まで=
連合軍「モロタイ」島上陸―熾烈なる艦砲射撃並銃爆撃―
九月十五日 敵軍「モロタイ」上陸(元北地区隊長)
敵「モロタイ」上陸(元楓兵団・小杉高級参謀)
九月十五日の艦砲射撃(当時の記録)(元北地区隊副官)
九月十五日の朝(元輜重兵第三十二聯隊第一中隊・菅井稔“南の星”より)
「モロタイ」島に対する逆上陸及これに対する補給戦斗
―世界戦史に例のない前後十一回に及ぶ逆上陸並に突入の敢行―
―北地区隷指揮下部隊と北地区通過突入部隊
九月十五日以降の戦斗(元北地区隊長)
「モロタイ」島に対する突入について(元楓兵団小杉高級参謀)
「モロタイ」島突入作戦概況(元船工十八聯隊長・加賀本俊博)
地区隊副官終戦時の記録
第一次突入(第一、第二、第三斬込隊の逆上陸成功)
第二次突入(工藤艇隊のみ成功、他の二艇隊は挫折)(元船工十八聯隊寒河江小隊長著“ハルマヘラからの生還
第三次突入(守田部隊の突入成功)
第四次突入(有本集成大隊の突入成功)
第五次以降の突入概況(寒河江船工小隊長著“ハルマヘラからの生還”より)
「モロタイ」従軍手記(元十派通信隊「モロタイ」派遣無線分隊長・関谷政次郎)
「モロタイ」島のたたかい―わが軍旗と守田部隊長の最期―(元歩兵第二百十一聯隊聯隊砲中隊長・後藤由郎)
基地援護隊の活動―米軍魚雷艇撃沈の記―(元歩兵第二百十一聯隊陸軍小尉・津村博典)
第3篇 続邀撃準備篇 =連合軍「モロタイ」島上陸より終戦まで=
(主として在「ガレラ」部隊の行動)
空襲の間隙をぬって行なわれた陣地の補強と教育訓練
―且教え、且斗う、演習でなかった陣地の補強と教育訓練―
新陣地の編成構築と幹線作戦道路の構築―一ケ月もかかった地形偵察―
突入舟艇の建造―源九郎艇計画と成田艇の完成―
対戦車肉攻拠点の構築―昼夜兼行五日間で完成した陣内モデル肉攻拠点―
空襲下の現地自活作戦―将校先ず月光の下にクワをとった「タピオカ」作り―
現地自活(元北地区隊長)
北地区隊の現地自活と古賀経理部長の自決(元北地区隊副官)
「マムヤ」特別工作班記録(元十派通信隊・上野知数~旧姓上窪~)
「ハルマヘラ」島現地自活の思い出(中川部隊誌“追憶”より)(元輜重兵第三十二聯隊経理部・宗村重雄)
“イラ川のほとり”(元輜重兵第三十二聯隊第一中隊・管井稔“南の星”より)
無名湖畔にて(元輜重兵第三十二聯隊第一中隊・管井稔“南の星”より)
通信連絡の確保―硫酸製造と鳥居隊交換について―
硫酸製造について(元北地区隊副官)
ある通信隊下士官の体験(独立野戦高射機関砲第四十七中隊・米津嘉一)
終戦―地区隊長の涙―
地区隊長の涙(元北地区隊副官)
北地区隊長手記
終戦(元輜重兵第三十二聯隊第一中隊・管井稔“南の星”より)
第4篇 終戦処理篇=終戦より内地帰還復員まで=
=新らしい世界史、その示唆と萌芽と宿題と=
日本側の反攻方法を質問する濠軍側の懸念
―それは、今日の日本の復興を示唆したものではなかったろうか―(編纂委員)
武装解除と航空燃料の集積
―窮余の策として行なった埋没処理―(編纂委員)
濠軍墜落飛行士とその処置
―敗戦国軍隊の心遣い―(編纂委員)
「ガレラ」との訣別
―日本軍の徹収をなじる原住民―
日本軍の徹収をなじる原住民(編纂委員)
ガレラを去る(元野戦防衛給水部分遣隊長・関悌四郎)
南の星(元輜重兵第三十二聯隊第一中隊・管井稔)
現地の自活の再出発と復員の為の準備教育
―われらいかにして生くべきか―(編纂委員)
われらいかにして生くべきか
飢との戦い(元輜重兵第三十二聯隊第一中隊・管井稔“南の星”より)
連合軍命令による不発爆弾の処理と逃亡兵の捜索
―捜索隊長の失敗―(編纂委員)
武装解除より乗船まで
―寒河江船工小隊長著“ハルマヘラからの生還”より―
小共和国のあらまし―小共和国のあらまし―
オランダ司政官に欠礼して危く銃殺されかけた思い出(元十派通信隊分隊長・小野弥太郎)
帰還復員
―国敗れて山河あり―
V81きたる(元輜重兵三十二聯隊第一中隊・管井稔“南の星”より)
国敗れて山河あり(編纂委員)
写真・挿画・巻頭添付表・付表・附図・一覧表・挿絵・巻末添付表・巻末附録あり