紅炎・白蓮
序 津森精神の継承(常沢清宣)
序 シベリヤにおける津森藤吉君の存在(草地貞吾)
第1部 紅炎(津森藤吉遺稿)
紅炎万里、人をして愁えしむ
シベリヤ民主運動の実体と日本への影響
シベリヤ民主運動の意義
民主運動の段階と純の特色
民主運動の偏向
民主運動の影響
ソ連の実体
労働運動
農民運動
平和共存
隠密政策
民主運動の操縦
ソ連の内政
ソ連の対外政策
雪どけの赤い水
アメリカの援ソ物資
アメリカをほめて二十五年刑
親米か、反米か
政治形態を異にする諸国との提携
過去の歴史の行方
階級闘争の行方
チトー・トリヤッチに謝まれ
平和革命
ソ連の打ち出した軍縮
ソ中関係の変化
ソ連に関する断片情報
ソ連の政治教育
自己批判、相互批判というもの
規則、制度一点張り
ソ連は党、政府、国民と区別して考えるの要
共産党小史の行方
まやかしの共産戦法
ソ連の世論とは
発明、発見はみなソ連人だと教育
ソ連裁判の様式
ソ連人の厚顔さ
ソ連人の刹那主義
ソ連の人物評価
ソ連人の生活水準
ソ連の医者の素質
休業のためにも体温ノルマがある
ソ連監獄の一断面
「ペルシルカ」というもの
私の物の見方、考え方
シベリヤ民主運動の意義
シベリヤにおける強制労働
私達は何送に労働を拒んだか
曾つての日本軍将校達は在ソ抑留間、何処を逃げていたか
節士、義情に生きる
公憤に生きる
入ソ直後における将来の予察
必勝か、不敗か
捕虜の天国
将校服、階級章の意義
規律、教育、廉恥
極右「ファシスト」呼ばり
兵が労働するのに将校がやらない
極東軍事裁判開始に対する予察
「サボタージュ」
社会の一員か、個人の集団か
誹謗
人間占領の悲哀
歴史の偽造
どちらが非日行為か
ソ連の軍事裁判
党史研(ソ連共産党小史研究会)
家族愛の昇華
民族優秀論の反省
意志表示
ハバロフスク事件
発展的解消?
労働運動の指導
階級闘争の行方
等速度運動
戦犯二十五年は忠告する
つけ火の犯人は誰か?
革命遊びで首を吊る者
タワーリッシ(同志)と呼ばれた日本社会党員
日本国会議員の訪ソ視察団は万歳の歓迎を受けたか
また金を貰いに来た
革命は旧い党員を片付ける
密告による容赦ない虐殺
陳情は二十五年刑
中共軍が日本に進駐したら
的外れな批判
最後に生きのこるもの
第2部 白蓮(人間・津森藤吉を語る)
泥中の蓮、人をして讃嘆せしむ
思いだすままに(津森良子)(未亡人)
武弟文兄(渡辺政善)(実兄)
日本人の師表(大沢侃次郎)
理想と誇りと熱情と(内山二三夫)
真の戦術家(前田忠雄)
剛毅にして人情味(坂間訓一)
気骨稜々の士(横山彦真)
情誼の人(岡部狷介)
日本人の真骨頂(鈴木実)
乱世の英雄(田辺鉄二)
万紅中の白一点(池田尹彦)
終生忘れ得ぬ感激(林田真一)
命の恩人(松本文一)
日の丸梯団の元祖(長命健一)
津森参謀と天皇制(宮崎昇)
瞼の面影(熊沢正人)
唯一の光(田村幸夫)
不屈の勇気(渋谷長信)
一緒に陸士へ(武田久市)
正しいものは必ず勝つ(相川栄蔵)
われらの太陽(鈴木五郎)
地獄で仏(川口光則)
反共の剛剣者(渡辺千之)
国際法の先生(永井義仁)
千万人といえども我往かん(加藤保)
人間国宝(千葉栄亀)
仏教談義まで(久我儼雄)
逃亡の餞別(吉垣勇)
帰国後まで御厄介(小沼秋次郎)
忘るべからざる人(森田博喬)
椅子はそのままに(須田敏行)
激励の手紙(池戸義勇)
忘れられない温顔(小出松雄)
陸士第四十五期報