図書目録ニホン ボウエイ タイセイ ノ ウチマク資料番号:000041653
日本防衛体制の内幕
- サブタイトル
- 一防衛官僚の独白
- 編著者名
- 海原 治 著者
- 出版者
- 時事通信社
- 出版年月
- 1977年(昭和52年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 254p
- ISBN
- NDC(分類)
- 392.1
- 請求記号
- 392.1/Ka21
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
1 人情紙風船―上からのクーデター
私を防衛庁から追放しようとする動きは以前からあった。やがて庁外への転任命令。土佐料理屋の女将は言う、
2 怪文書―邪魔者は殺せ
「防衛庁諸悪の根源は海原だ」「海原はソ連のスパイ」「内部機密を漏らしている」等々の怪文書が流れ、私は
3 バッヂ―非情の嵐が逸材を散らした
バッヂは航空自衛隊の防空警戒能力向上のために建設された。ところが、これが取り返しのつかない損害を自衛
4 グラマンかロッキードか―専門家を盲信するなかれ
「グラマンかロッキードか」の大騒動は「関係者の無知」の産物で、当時の日本は超音速戦闘機についての的確
5 太平洋の波忘じ難し―小運送はやらない
「われわれにドブ浚いや小運送をやれというのか!」保安庁の庁議で幕僚長が吐き出すように言った。偉大なる
6 三軍の統合―人間は感情の動物である
「陸海空三軍の統合を図る」ことは、防衛庁発足時の大目標であった。しかし、これは画餅に帰してしまう。人
7 虚構の計画―幻想に安住する体質は矯正不能か
事に臨むと超人的能力を発揮できると想定して物事を決定するのは、日本人の遺伝的体質のようだ。現在の自衛
8 将来のために―ゴマメのはぎしり
防衛力とは外敵とたたかう「戦力」である。戦車、護衛鑑、戦闘機は、弾丸やミサイルの発射台にすぎぬ。自衛
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