ロシア国家の起源
- サブタイトル
- 編著者名
- 国本 哲男 著者
- 出版者
- ミネルヴァ書房
- 出版年月
- 1976年(昭和51年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 374,16p
- ISBN
- NDC(分類)
- 238
- 請求記号
- 238/Ku45
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 折り込1枚 巻末:参考文献 索引あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 『すぎし年月の物語』の成立
『すぎし年月の物語』の写本
シャーフマトフ以前の研究
シャーフマトフの研究(年代記の復元)
ルーシにおける歴史記述の始まり
ウスチューグ年代記
第2章 スラヴ人の起源
『すぎし年月の物語』におけるスラヴ原住地
タキトゥスのウェネディー
考古学によるスラヴ原住地
言語学的探求法
言語考古学によるスラヴ原住地
むすび
第3章 ロシア国家の起源をめぐる問題
アント問題
ブラィチェーフスキーの「アント国」説
ソビエト愛国主義の自己批判
ルィバコーフの愛国的理論
慎重派モーンガイトの警告
第4章 六世紀のドナウのスラヴ人
『すぎし年月の物語』のドナウのスラヴ人
ヨルダネスのスクラヴェニ、アンティ
プロコピオスのスクラヴェノイ、アントイ
偽マウリキオスのスクラヴェノイ、アントイ
スラヴ人のバルカン侵入
第5章 アント人の消滅
『すぎし年月の物語』のオブリ
アヴァール人のアント人迫害
アヴァール人のスラヴ支配
プラハ・コルチャーク式土器とペニコーフカ式土器
アント人と東スラヴ人
むすび
第6章 東スラヴ人の分散とルーシ国
『すぎし年月の物語』のスラヴ分散と居住地
東スラヴ土着説とその修正
スラヴ・バルト複合民族の分散
ルーシの遺物とルーシ国
ルーシ=アラン説
第7章 キー、シチェーク、ホリーフ伝説
『すぎし年月の物語』のキー
『ノーヴゴロド第一年代記』と『ウスチューグ年代記』のキー
シャーフマトフのキー伝説復元
ルィバコーフのキー六世紀説
チホミーロフのキー八世紀説
むすび
第8章 中部・南部の東スラヴ人
東スラヴ二元説
『すぎし年月の物語』のラジーミチとヴャーチチ
ラジーミチ、ヴャーチチとリャヒ人との関係
ラジーミチとヴャーチチの西南からの移住
ドレゴーヴィチとセヴェリャーネ
むすび
第9章 北部の東スラヴ人
スラヴ統一体とその分化
クリヴィチーとヴェネド人
長クルガンとヴェネド式文化
ソプカとヴェネド式文化
ラードガとバルト・スラヴ人
第10章 バルト・ヴォールガ水路のルーシ
ヴァリャーグからギリシアへの道
バルト・ヴォールガ水路のアラブ銀貨
海洋民族としてのバルト・スラヴ人
ルーシの商人
第11章 ヴァリャーグ招致伝説とその背景
『すぎし年月の物語』のヴァリャーグ招致伝説
「ヴァリャーグ招致伝説」の復元
ゴストムィスル、ヴァジーム伝説
「ルスのハカン」とその所在地
ヴォールガ水路のノルマン人
第12章 古ルーシ国の成立
古ルーシ国の成立をめぐる問題点
『すぎし年月の物語』のアスコーリドとジール
キーとアスコーリド、ジール
キーエフ・ルーシの公アスコーリド、ジールとオレーグ
結論
参考文献・索引あり
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