竹の花
竹の花(衣川貞)
昭和十九年一月より廿年一月まで
昭和二十一年「公報」前後
昭和三十五年五月
昭和三十六年十二月
絶筆(昭和四十一年)
従軍の日の寄せ書(貞、嘉雄、舜子)
白扇に遺す二篇(衣川嘉雄)
実(並木嘉子)
さざめごと
秋
旅の歌
川湯より釧路へ
金沢
想ひ出
日々
仁衛門島
そぞろごと
さと子結婚
海辺の里
伸之病む
幼き日の夢
扉
母の臨終
あとにのこりて
偶感(並木重郎)
冬芽(衣川舜子)
義兄逝く
わが兄
拘置所の人に
原爆七周年の日に
八月十五日回顧
片瀬川
夜の浜
伊豆大仁にて
逗子にて
試験監督
同僚に
職員会議
湘南病院にて
富士見高原にて
同僚と「孤独」を語る
老婦を見舞ふ
教え子に
追憶
文芸部残業
油壷、城ケ島にて
藤と、ばらと
誕生日に
濡れたる桑
湯河原
六代御前祭礼の夜
行きずりの人
原爆八周年
房州勝山にて
三島竜沢禅寺にて
折口先生を偲ぶ
広山ABCCにて
広島市役所にて
帰逗車中
卒業試験監督
送年迎年
春近し
鯵を焼く
誕生日、母と差し向ひつつ
江の島にて
ルーブル美術展にて
金田一生先のアイヌ文学講話を聴きて
卒業式近き頃
春老ゆ
弟の如く思ひし人に
逗中、国語研究会帰途
普請場
新居
又めぐり来る八月十五日
金沢病院回顧
逗子高校移転
鎌倉
探春
愛日
佐島村天神島にて
六月十九日母の誕生日に
七夕
夏の伊豆の旅
大島
校庭にて
東海道
逗子水害
老母の喜寿を祝ひ、大晦日より元旦にかけて高千穂、霧島に共に詣づ
鹿児島城山にて
鵜戸神宮にて
旧師温容
早春
俸給日(逗高月曜会題詠)
鎌倉にて
端午(月曜会)
六月五日 亡兄十三回忌に
梅雨(月曜会)
街(月曜会)
蓮の開花を見むと、母と早暁鎌倉八幡宮の池に赴く
仲秋名月の夜に
炎、骨、柿(月曜会)
お会式の日、法勝寺日秀上人枕辺にて
死にし生きものたち
雲(月曜会)
琵琶の会の席にて頼山陽を想ふ
驚異、霜、本棚、窓、夕立(月曜会)
信濃路
病中
同僚と別れを惜しみ学校の裏山を歩く
狩野川台風
枯尾花
晩春
真夏の別れ
赤まんま
老母八十の新春
栃木より会津若松へ
群馬の旅
教職を去る
老母とフイリツピンへ飛ぶ
母と最後の広島の旅
わが家
母を送る
追慕
狂慕
追懐
花供養