図書ゲンソウ ノ エイユウ000041227

幻想の英雄

サブタイトル1~10
編著者名
津田 信 著者
出版者
図書出版社
出版年月
1977年(昭和52年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
302p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/O67
保管場所
閉架一般
内容注記
著者及び小野田寛郎の肖像あり
和書
目次

一 帰国
昭和四十九年三月十二日
熱狂的な“小野田ブーム”
二 「小野田手記」
手記代筆を引き受ける
寛郎の兄弟
投降勧告に応えない三人
一億円かけた捜索に失敗
鈴木青年との接触
三 伊東での共同生活
「ああ、ルバング島」の歌に涙
“第二の隠れ家”まで用意
「ドンコーはドンコーだ」
ルバング島行きを喜ばぬ兄弟
持ちこまれたぼう大な荷物
全国の女性からプロポーズ
心のひだ
横井庄一との対談を拒否
ルバング島で新聞研究
ヒッピースタイルで街を散歩
「オレは親に棄てられた子」
兄から受けた強い影響
シャッターチャンスを半日待つ
小銃のかわりになったカメラ
父親の「詫び状」
四 三十年戦争への疑問
命令を受けた場所は?
“ニセ新聞”は敵の謀略
“大東亜共栄圏”確立へ
“新国軍”と“共栄連邦”
ジャングルの中で空想戦争
代筆中止を宣言
背筋が寒くなった“仕返し”
絶句する長兄
生じはじめた亀裂
格郎のブラジル帰国
五 ルバング島に向かう
残された石油カン捜し
見ると聞くとは大違い
命を助けられた男
ジャングルに向かって出発
ジャングルの中の競馬中継
骨折り損のくたびれもうけ
和歌山ポイントの茶番劇
六 「手記」出版までの経緯
小塚一等兵との対決
原稿削りの作業にため息
“気魄”ばかりを強調
書き直されていた原稿
「小野田さんには閉口」
「誰の言うことも……」
出版挨拶状
七 ブラジル移住
「野坂をひき殺してやる」
鈴木紀夫青年への“疑問”
小野田寛郎の「天皇観」
「天皇と兵隊」
だれのため、何のために