興安
歩兵第177連隊第7中隊
序文(池田清次郎)
まえがき
(興安刊行編集委員・代表・柴田繁)
1 我が第七中隊の足跡と編成など
満州歩兵第一七七連隊(第二〇一部隊)
第七中隊の歩み(興安刊行編集委員)
日ソ開戦時における第一〇七師団
主要幹部一覧表(木村善作)
日ソ開戦時の第一七七連隊編成(猪俣三郎)
2 特別掲載
歩兵第一七七連隊の戦斗(米本勝男)
ソ軍を迎えて武者ぶるい(野沢辰雄)
開戦から西口作戦まで(猪俣三郎)
わが連隊旗のゆくえ(竹村亨)
追想(佐藤弁治)
3 想い出の記録
御挨拶(富樫いわ江)
軍隊生活の回想(野呂保之)
ソ連収容所の医療雑感(川原田信)
ああ悪魔の戦争を回想(平山房五郎)
軍隊生活の思い出の一端(北田三右衛門)
軍隊の苦楽を一つ二つ(小松竹三)
日ソ開戦とシベリヤ生活を想起して(桜井栄治)
軍隊当時の想い出(桜田長雄)
徳伯斯分遣隊の末路(斉藤六郎)
記憶うすれた軍隊生活(佐藤松之助)
作業隊の記録から(佐藤虎治)
生を得た今日(佐藤慎次郎)
回顧雑感(柴田繁)
戦友との再会を楽しみに(武田哲郎)
私のソ連抑留生活(武田良好)
満軍と遭遇戦(田中武雄)
ノモンハン事件の真相は(畠山常吉)
戦時中の想い出の一片(柳橋春吉)
日露戦争の日本捕虜収容所(米谷伝之亟)
八月一二日が来ると想う(渡部藤九郎)
興安領の森林伐採演習に派遣(渡辺秀三)
自分の行動を回顧して(新屋敷民男)
緒戦回想(小笠原孝治)
私の軍隊生活と戦後(海沼正夫)
終戦時の思い出(川村賢司)
索倫戦後の彷徨一カ月(川崎久利、刈屋貞吉)
米本部隊長の新聞掲載より(小成松雄)
いっときの軍隊生活(佐々木昭二)
振り返って見ると(佐々木仁蔵)
暗号教育要員に派遣(柴田秀富)
「ダモイ」近し(菅原末喜)
特攻隊となり敵戦車に体当り(津志田善右衛門)
中共引揚者第一陣で帰国(日影定雄)
土中の金鵄勲章(長谷川貞蔵)
寄稿所感(鈴木正夫)
想い出のつれずれ(小野里勝次)
私の軍隊生活を探る(桜井二郎)
ソ連収容所生活の一片(星野武志)
津志田君と一緒に行動(村田福三郎)
阿爾山特務機関に派遣二カ月(島村幸一)
追想の断片(鈴木文雄)
軍隊と私(中村金太郎)
敗走の三カ月(宮前修平)
思い出に残る抑留生活(小川保)
満州最後の召集(乙竹勇)
私の軍隊メモの中から(三宅健一)
索倫脱出(瀬戸実)
園部保さんの回想(佐々木栄治)
4 戦士者を悼む
漆真下幹候生戦死の周辺(平山房五郎)
故鈴木博君を想う(桜井栄治)
寺下智君の戦死を悼む(柴田繁)
あゝ戦友鈴木君を悼む(木村重司)
私の軍隊生活と宮崎・城内戦友の鎮魂を祈る(佐々木栄治)
5 未還戦士の遺族から
松田義寿の消息を知りたい(松田レン)
小沢和夫の消息を知りたい(小沢しま)
桃沢実造の消息を知りたい(小玉フミ子)
上野菊人の消息を知りたい(吉村藤江)
6 第七中隊「興安会」を結成
三〇年目に初ぶの声を挙げた「興安会」 事務管報告
第三回興安会関東でひらく(鈴木文雄)
7 添付資料
満州歩兵第一七七連隊(第二〇一部隊)
第七中隊名簿
第七中隊「離隊者」の行動予想一覧図
満州国地図(関係範囲)
表紙 靖国神社出征祈願
題字 興安は米本部隊長の俳句から
資料あり