投書欄にみる女性の生きざま
- サブタイトル
- “投書夫人”の軌跡
- 編著者名
- 西村 典子 著者
- 出版者
- 金子印刷
- 出版年月
- 2001年(平成13年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 185p
- ISBN
- NDC(分類)
- 367.21
- 請求記号
- 367.21/N84
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 文献あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 女性投書欄が果たす役割
1 女性投書欄の人気の秘密とは
2 戦後まもないころと、今の投書とのちがい
3 女性投書欄の投稿規定
4 投書の内容と投稿者のうちわけ
5 編集者がのぞむ投書とは
第2章 朝日新聞の「ひととき」欄と戦後女性の歩み
1 戦時中にも設置されていた朝日新聞の女性投書欄
2 「ひととき」欄設置までの過程
3 「ひととき」欄が一般女性のための投書欄になるまで
4 「ひととき」欄の特色
5 紙面づくりに協力していた投稿者たち
6 大反響をよんだ「ひととき」欄の投書
7 世間に影響をあたえた投書
8 「ひととき」欄が設置された意義
9 「ひととき」欄の一つの節目
10 その後の「ひととき」欄
第3章時代とともに変化した読売新聞の女性投書欄
1 新聞史上初の一ページ全面の婦人欄
2 短命だった「婦人の声」欄
3 「隣組しんぶん」欄の登場
4 「隣組しんぶん」欄廃止後の家庭面と戦後の「女性の声」欄
5 新しい形の投書欄、「女の言い分・男の言い分」欄の登場
6 親子の仲立ちをした「親の言い分・子の言い分」欄
7 夫婦間の注文を掲載した「夫の注文・妻の注文」欄
8 女性のための回答つきの投書欄、「女性のこえ」
9さまざまな男性の主張を掲載した「男の言いぶん」欄
10 設置から三三年もつづいた「赤でんわ」欄
11読者の広場・「ぷらざ」欄
第4章 新しい時代の動きとともに誕生した毎日新聞の「女の気持ち」欄
1 戦後の家庭欄と女性投書欄の設置
2 著名人が発言する場所として設置された「女の気持」欄
3 一般女性に開放された「女の気持」欄
4 読者と投稿者の交流
5 大反響をよんだ「女の気持」欄の投書
6 読者の声を浮き彫りにしていた「女の気持」欄
7 「女の気持」欄特有の記念日特集
8 「女の気持」欄のあゆみ
9 「男の気持ち」欄の登場
10 時代をあらわす投書欄
第5章 女性投書欄から飛び出した女性たち
1 朝日新聞の「ひととき」欄が生んだ読者の会
2 毎日新聞の「女の気持ち」欄が生んだ読者の会
3 三つの会の共通点について
4 三つの会の相違点について
5 女性投書欄がきっかけで起こった各地での動き
6 読者による動きが活発になった背景
7 戦後の日本を取り巻いていた社会状況
第6章 戦後の女性と女性投書欄の結びつき
1 終戦直後にふえた女性の投稿
2 マス・メディアによる女性教育
3 地域での女性教育
4 「目ざめゆく」女性たち
5 女性の投稿をうながした二つの事件
6 「投書夫人」という言葉の意味と発生時期
7 女性の投稿に対する社会の反応
8 なぜ、「投書夫人」という言葉が流行ったのか
9 「投書夫人」という言葉が、マス・メディアから姿を消した理由とは
10 昭和三三年以降の投書欄
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