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昭和史がわかる55のポイント

サブタイトル1~10
PHP文庫
編著者名
保阪 正康 著者
出版者
PHP研究所
出版年月
2001年(平成13年)4月
大きさ(縦×横)cm
15×
ページ
354p
ISBN
4569575366
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/H91
保管場所
閉架一般
内容注記
『昭和史を読む50のポイント』(1988年刊)の改題、加筆・修正 年表あり
和書
目次

第1部 昭和前期(1926~1945)
昭和史の時代区分―前期・占領期・後期の三つの節がある
大正から昭和へ―改元時の日本の姿はどのようなものだったか
金融恐慌の衝撃―日本経済はなぜ崩れたのか
満州への野心―関東軍はなぜ独断専行しえたのか
五・一五事件と犬養毅の死―動きはじめた“テロの論理”
政党政治の終焉―明治以来の政党政治はなぜ脆くもつぶれたのか
日本陸軍という組織―どのような原理で動いていたのか
二・二六事件と軍部独裁―“建軍以来の不祥事”がもたらしたもの
大政翼賛会と近衛文麿―誰のための“挙国一致”か
天皇機関説と学問の自由―知識人たちはなぜ口をつぐんだのか
社会主義運動の崩壊―当時の共産党とは何だったのか
日独防共協定・日独伊三国軍事同盟―なぜ日本はドイツに深入りしたのか
東条英機という軍人―陸軍の典型的軍人はなぜ指導者になったのか
日米交渉の皮肉なゆくえ―両国は互いに何を望んでいたのか
真珠湾攻撃の功罪―“大勝利”がもたらしたもの
ミッドウェー海戦の敗北―何が“海軍の誤断”を生んだのか
絶対国防圏という戦略―現実を忘れた“防衛態勢”の虚妄
本土決戦論と日本の戦力―肉弾戦をも強制した軍部の“根拠”とは
原爆投下とソ連参戦―日本降伏の直接の引き金は何か
昭和天皇の決断―敗戦目前の三カ月間、天皇は何を考えたのか
第2部占領期(1945~1952)
GHQ最高司令官マッカーサー―彼は日本をどんな国家にしようとしたか
戦後教育改革―アメリカが導入した民主主義理念
極東国際軍事裁判(東京裁判)―日本人の精神にどんな影響を与えたのか
終戦直後の社会党、共産党―戦後、左翼運動が再び挫折したのはなぜか
終戦直後の首相たち―日本の指導者はどうかわったか
社会党政権の挫折―革新政党内閣はなぜ日本に育たないのか
天皇巡幸の意味―身を以て示した「人間宣言」
レッドパージと共産党―GHQと共産党の戦いはどのようなものだったか
朝鮮戦争と警察予備隊―西側陣営の一員としての「再軍備」
サンフランシスコ講和会議―吉田首相はなぜ単独講和の道を選んだのか
敗戦直後の日本―焼野原の下での生活とはどんなものだったか
第3部 昭和後期(1952~1989)
十年目の経済白書―名言「もはや『戦後』ではない」の意味とは
六〇年安保と岸内閣―“戦後最大のフィーバー”とは何だったのか
池田内閣の経済政策―なぜ高度経済成長が可能だったのか
原水爆反対運動の分裂―原水協の真の目的は何だったのか
大学の大衆化―大学から「研究」が消えたのはなぜか
戦後の若者風俗―何が若者たちをかえたのか
東京オリンピックと日本のナショナリズム―“スポーツの祭典”が日本人を酔わせた理由
高度経済成長の光と影―公害と国家依存の体質が生まれた
ベトナム戦争と日本人―なぜ安直な戦争反対にとどまったのか
全共闘運動の高まり―壮大な風俗運動はなぜ起こったか
東芝三億円事件と犯罪の多様化―“劇場犯罪”が生まれた背景とは
三島由紀夫の自決―昭和史と共にあった男の“割腹”
田中角栄と列島改造論―彼はなぜ総選挙で敗北したか
日中国交回復と両国の歴史感覚―戦後の日中関係はいかにして始まったのか
石油ショックの意味―ピリオドを打たれた高度成長時代
ロッキード事件の背景―前首相が逮捕されたのはなぜか
自民党政治の読み方―自民党はなぜ日本の縮図たりえるか
情報化社会の進展と日本社会―旧世代はハイテク管理社会に生き残れるか
学校教育の荒廃―子供たちを“暴力”にかりたてたもの
昭和が生んだ“新人類”―日本を担う世代はどこへ行くのか
日米経済摩擦―ジャパン・バッシングはなぜ起こったか
男女雇用機会均等法の成立―女性の社会進出が急速に進んだ理由
バブル経済のはじまり―あの狂乱はなぜ起こったのか
昭和天皇崩御―かくて、“激動の時代”は終わった
補遺あり