図書目録フランス ヤブレタリ資料番号:000040925

フランス敗れたり

サブタイトル
編著者名
モーロア アンドレ [著]/高野 弥一郎 訳者
出版者
大觀堂書店
出版年月
1940年(昭和15年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
285p
ISBN
NDC(分類)
235
請求記号
235/Ma96
保管場所
閉架一般
内容注記
著者ほかの肖像あり 【Tragedy in France.・の翻訳】
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序(アンドレ・モーロア)

1 英仏は何故戦争準備が出来てゐなかつたかに就いて
チャーチル氏の忠告
大戦直前のフランス空軍
再軍備か妥協か
ドイツの欲するもの
勝味のない戦争
外交の失敗
自由主義の自滅
アメリカの与論
悲劇のミュンヘン会談
チヱムバレンの妥協宥和策
英国の与論
チヱムバレンの衝撃とポーランドへの公約
英仏同盟成立祝賀会
戦ひ前夜の舞踏会
フランス陸軍観兵式
英陸軍再建の困難
ポンネ仏外相の驚愕
チアノ伊外相の提案
独軍ポーランド進撃開始
希望断たる
英仏宣戦布告に六時間の差
鰕の習性

2 開戦初期の八ケ月間を英仏は如何に空費したかに就いて
モーロア観戦連絡武官となる
英派遣軍総司令官ゴート将軍の信条
戦線視察
マジノ要塞延長線
仏陸大教官ショヴィノー将軍のトーチカ論
軍事専門家の結論
英兵倦怠の危険性
《兵隊さんへの戦争》
モーリス・シュバリヱ
ヒトラーの崩壊作用
マジノ・ラインの兵士
仏第七軍団長ジロー将軍の慨歎
夜業をしない軍需工場
ドートリの指令書
英軍参謀総長の輝かしい講演
機会を狙ふイタリー

3 個人的衝突が如何に戦争行為を阻害したかに就いて
相互に敵視する指導者達
不治の憎悪
《小さな闘鶏》
ダラディヱ首相の二大欠点
《ラ・カマルグの小牡牛》
情事と国家の運命
C侯爵夫人とP伯爵夫人
女の奸策
ダラディヱ内閣瓦解
レイノーの組閣
議場に満ちた敵意
与論への故意の挑戦
ガムラン元帥の見解
モーロア大尉に昇進
ドイツの電撃戦切迫
二つの戦争理論の対立
満場一致の支持
鳴り続ける第三の電話
ノルウヱー戦線
独軍オランダ、ベルギー進撃
北停車場の雑踏
歩兵大尉の妻
ラヂオで飲ます幻想剤
独軍セダン突破
パリ市民の衝撃
仏政府大恐慌
ジロー将軍捕虜となる
ペタン元帥
ダラディヱの退場
ガムラン元帥の悲境

4 ドイツの電撃戦が何故電撃戦たり得たかに就いて
仏第九軍団を前線に訪問
甲羅に苔の生えた兵士
子供でも倒せる木のバリケード
英仏軍の配備状態
英軍の補給基地
人間の愚さの絶頂
《先に出撃した方が苦戦に陥入る》
ドイツ飛行機ベルギー不時着とドイツ参謀本部の計画書
旧式な策略
モーロア英軍と共にベルギー進撃
《花のことはより少く、事実をより多く》
第五列の活躍
英機械化兵団避難民に自由を失ふ
総司令官以下十五将軍更迭
ビヨット将軍の危禍
ブランシャール将軍、麾下の軍隊と連絡を失ふ
古典悲劇
憶病な英軍参謀本部
数千の火焔タンクとサイレン附飛行機
無力なる対戦車砲
パラシュート兵
ムーズ河上空の激戦
勝敗は習性
英軍参謀本部第五列の宣伝に乗る
ジャン・コクトー
アミアツの町の避難民
金貨の箱に狭まれてパリへ
グロッキーになつたレイノー首相
パリ大爆撃
英情報相ダフ・クーパー
太陽に輝く蜂群のやうな敵機
モーロア英空軍附となる
勿忘草の眼をした少年航空兵
政府のパリ放棄
美しいパリの街
ティリ・ド・マルテル医師の決心
《何て哀れなことでせう、大尉さん……》

5 英仏は如何にして離間されたかに就いて
ドイツの宣伝戦
フランス人の偏見と遅鈍なる英国人の楽天主義
フランスの嫌英論者
英空軍の混乱せる統帥
敗戦責任のなすり合ひ
チャーチル首相の激怒と獅子吼
レイノーの反撃
英輿論の偏狭さ
ダンケルク撤退
《最後の一兵までも大成功裏に徹退せしめたり》
モーロア重大任務を帯びて渡英
モーロア英国民に訴ふ
放送の反響
希望なきフランス
駐英仏大使コルバンの正論
独軍パリ郊外に達す
モーロア、ヱリザベス女王に謁見
パリ陥落
チャーチルの恐怖
チャーチルとレイノー最後の会見
《市民よ、武器をとれ!》
レイノー辞職と軍独媾和
全英の驚愕
チャーチル最後の収拾策
英仏関係いよいよ険悪
英軍自国防備に専念
モーロア動員解除さる
避難児童と共にアメリカへ
《フランスは私の祖国だ》
神秘な囁き

6 フランスの悲劇
写真あり

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