家族法講話
第1章 新しい家族生活と家族法
家族生活と家族法
これまでの家族生活
旧家族法
新憲法と家族法
第2章 結婚
新しい結婚法はどんな考え方でできているか
家族制度下の結婚
結婚の「家」からの解放
自由結婚の倫理
結婚は法律上どうして成立するか
婚約
結婚の届出
結婚の成立にはどんな条件が必要か(結婚の実質的要件)
結婚するとどんな法律関係が生じるか
一般的なことがら
苗字と戸籍
夫婦の財産関係
結婚の解消
死亡による結婚解消
離婚
第3章 親子
新しい親子法はどんな考え方でできているか
従来の親子関係の考え方
新しい親子関係の考え方
実子
実の親子は一親等の直系血族である
嫡出子と非嫡出子
嫡出子
非嫡出子
準正
養子
縁組の届出
養子縁組をするにはどんな条件が必要か(縁組の実質的要件)
縁組の解消
親権
親権者
親権の内容
親権の喪失
後見の行われる場合
誰が後見人となるか
後見人に対する監督
後見人の職務
第4章 扶養
誰が誰を扶養すべきか(扶養義務者と扶養権利者)
扶養義務はどんな場合に発生するか
扶養義務の内容
第5章 相続
新しい相続法はどんな考え方でできているか
新しい相続法の原理
新相続法に対する誤解や非難について
遺言について
誰が、どんな割合で相続するか(相続人と相続分)
相続人と相続分についての一般原則
遺言による相続分の指定
相続分算定の特例―相続人の中に遣贈または特定の贈与を受けた者がある場合
相続人についての特例―相続人の欠格・廃除と胎児の相続権
相続の承認および放棄
相続人は相続する義務を負うか
相続の承認
相続の放棄
相続の結果どんなことが行われるか(相続の効果)
一般的なことがら
遣産の分割
遺言
一般的なことがら
遺言の方式
遺言の取消
遺贈
遺言の執行
遺留分
どんな相続人が、どれだけの額の遺留分を有するか
遺留分にくいこまれた相続人はどうすればよいか(遺留分権利に基づく減殺)
付録
索引