人間柳川清宇

刊行のことば（柳川海宇顕彰会　長田達三）
第１部　ビルマの夕焼け
ビルマ戦線での柳川第三大隊長―着任から壮烈な戦死まで―（山口次郎）
柳川大隊長着任のころ
日本の将来を語る
陸士区隊長からビルマの第一線に
ビルマでの転進作戦
柳川大隊長最後の奮戦
戦死前夜の柳川さん
柳川大隊長、ついに壮烈な戦死
後を追った西川中隊長
戦陣で言い遺された数々のお話
結び
第２部　幼少時代
弟の思い出（姉・武雄和子）
兄の思い出（妹・山次正子）
「柳川清宇を偲ぶ会」に出席して（従弟・菅原道煕）
清宇君の思い出（寺田己代治）
第３部　東京陸軍幼年学校時代
第三十九期生（同期）
畏敬の友、柳川清宇兄を偲ぶ（飯盛正日）
畏友「柳川清宇君」（岡美樹）
柳川清宇君を追慕して（小川諭）
柳川清宇君を偲ぶ（金子裕）
柳川少年の思い出（小林幸高）
人物、柳川を憶う（土橋康行）
梅林余滴
柳川清宇君のこと（役山明）
運動班関係の後輩
忘れ得ぬ柳川先輩と一枚の写真（新忠信）
柳川さんのお話の思い出（木田俊雄）
柳川清宇さんのこと（小梶正治）
柳川清宇さんを偲ぶ（徳嵩光造）
柳川さんの思い出（中山正）
畏敬する柳川先輩の回想（村井康彦）
柳川清宇さんの思出―烈々たる士魂、国を憂うる熱誠―（原英二）
第４部　陸軍士官学校時代
柳川君の思い出（湯地定徳）
合縁・奇縁（小西八郎）
寝台戦友、柳川清宇候補生の思い出（小山〓造）
柳川君の思い出（田中千尋）
正義感の強い、風格のある人物（坂口勝弥）
第５部　中支歩兵第一〇四聯隊時代
解説（中支宜昌に赴任した柳川さんの同期生）
同期、山本隆人少尉の戦死
同期、安田鈴之助少尉の戦死（「留魂―五十四期かく戦えり」から）
同期、藤島謙吉中尉の戦死（「留魂―五十四期かく戦えり」から）
柳川様のお人柄を尊敬していた鬼沢（鬼沢泰子）
最前線行きを志願した柳川君（田中国夫）
歩一〇四と柳川さん（石山剛）
柳川さんの思い出（川久保太郎）
柳川大隊長代理とともに奮戦（鈴木稔）
柳川さんの思い出（大場好之）
ありし日の柳川隊長を偲びて（支倉英男）
思い出に残る柳川小隊長（横山金作）
柳川少尉との出会い（阿辺弥一）
兵と苦楽をともにされた柳川隊長（阿部進）
部下の実家にこっそり送金もされた隊長（佐藤栄治）
聯隊旗手として、通信中隊長としての柳川さん（伊藤隆一）
忘れることのできない柳川隊長（千葉英雄）
人情味の厚い柳川隊長（高橋幸二）
「男は男らしく」と斉唱して食事（名生久）
「村井さん」と声かけられた壕での出会い（村井賢治郎）
忘れられぬ戦陣の思い出（滝川定雄）
「柴田がんばってるな」が最後のことば（柴田久太郎）
この美血にふれて（宮島幸男）
一上等兵とも屈託のない会話（畠山猛）
義理と人情とやせ我慢（鈴木勝雄）
第八中隊長としての柳川さん（宍戸栄一）
知られざるエビソード（後藤善雄）
教えていただいた銃剣術（角田鉄太郎）
ご両親への深い思いやり（佐藤隆）
終生忘れることのできない柳川さん（千田薫）
第６部　陸軍士官学校区隊長時代
区隊長
柳川兄の思い出（畑中吉政）
追想（御手洗正巳）
柳川さんを思う（阿部静）
第五十八期生
“美しきカデット”柳川区隊長（秋山文弥）
柳川さんと「宮本武蔵」（阿部篤平）
「成績なんか気にせんでもいい」のひとこと（石川三郎）
「ビルマの竪琴」と柳川さん（遺稿）（故・石井行毅）
大胆細心（植野珪）
心技体を磨き抜いた武人（長田達三）
忘れ得ぬ柳川区隊長の思い出（楠生辰夫）
“鬼神も泣く菩薩像”柳川区隊長（畑中勇）
柳川区隊長は、かく語りぬ（平川太郎）
柳川さんのあの眼（俣野礎）
みごとな梁木からの跳び降り演技（松崎悟）
柳川区隊長の思い出（松本英一）
変わらぬ温容で導かれた柳川区隊長（森田邦夫）
柳川先輩を慕って（八里知隆）
思い出の断片
終生忘れられない“温い眼”（上野浩）
柳川家との御縁（三明正一）
ビルマ派遣第百五十一聯隊とのご縁（清水正尚）
第７部　ビルマ戦線　歩兵　第百五十一聯隊第三大隊長時代
柳川大隊長の思い出（稲森俊雄）
柳川大隊長を看取りて（神田修次）
柳川大隊長を偲ぶ（田中慶太郎）
軍刀片手に走っていった最後の姿（前川謙一）
邂逅・奇縁（池田一重）
年譜あり