図書目録ホンヤク ト ニホン ノ キンダイ資料番号:000040626

翻訳と日本の近代

サブタイトル
岩波新書
編著者名
丸山 真男 著者/加藤 周一 著者
出版者
岩波書店
出版年月
1998年(平成10年)10月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
189p
ISBN
4004305802
NDC(分類)
801
請求記号
801/Ma59
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
関係略年表:p9
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

1 翻訳文化の到来
時代状況を考える
日本にとって幸運な状況
攘夷論の劇的な転換
近代軍隊とテクノクラートの出現
幕藩制国家と領土意識
江戸時代の翻訳論
外国語としての中国語を意識する
比較の視点
徂徠から本居宣長へ
なぜ翻訳主義をとったか
翻訳とラディカリズム
『訳書読法』について
2 何を、どう、翻訳したか
なぜ歴史書の翻訳が多いのか
歴史を重んずるのは日本的儒教だからか
愛読された史書
道徳の体系となった過程
「仁」から「仁・義・礼・智・信」へ
論理用語とその語法
「個人」と「人民」
「もし」と因果論
「論理」をつきつめる姿勢
造語をめぐって
訳語の問題性
ラテン語・ギリシア語の知識はあったか
3 「万国公法」をめぐって
幕末の大ベストセラー
英語・中国語・日本語を対照する
伝統的な言葉をどう訳したか
法意識の問題
「国体」という言葉
訳せなかったもの
4 社会・文化に与えた影響
何が翻訳されたか
化学への関心はなぜか
進化論の受容
世界観にどう関わったか
福沢諭吉の科学観
知識人に影響を与えた翻訳書
原書の質の問題
後進国の早熟性
明治政府の関わり方
文明開化―民心と政府

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