図書エイゾウ ニ ミル ショウワ000040616

映像にみる昭和

サブタイトル1~10
社会写評 くもん選書
編著者名
岡井 耀毅 著者
出版者
くもん出版
出版年月
1989年(平成1年)9月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
298p
ISBN
4875765010
NDC(分類)
070
請求記号
070/O38
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

〈社会写評〉という視角
第1章 欲望と孤独
東郷平八郎が登場した「時代」の欲望
「代行」の時代に深まる孤独の様相
子ども受難時代の親の「お満悦」
第2章 快楽と消費
「遊びごころ」が主動する八〇年代異変ブーム
「美しき日本」と「円の驕り」との距離
第3章 記憶と忘却
いま再びめぐりきた「尋ね人」の世相
忘却を誓うむなしさの戦後だったか
ヒロシマ不戦の誓いと真珠湾奇襲の関係
構造を解きあかす眼で立ちあがる現実
第4章 組織と個人
権威の牙城総くずれと「遊休人間」
繁栄社会のアダ花「電波芸者」と「顧問業」
「サラダ写真」待望のいくつかの理由
第5章 風土と風景
奇想集団の発想と通底する野良犬の眼
なぜ「遠い視線」で東京を眺めるのか
表現エネルギーの核となる「風土の危機」
第6章 政治と怨念
「プラトーン」に思う「日韓鏡面論」
いま政治不信を語り始めたアジア
「紫禁城」と「南京大虐殺」は表裏の関係
第7章 国境と国際化
「桜」写真が示唆する「国際化」への絶望
「開国」是非論に想い起こせよ「笠戸丸」
文化と経済で「国境」が消える日
第8章 時代と終焉
「夢の配達人」の時代は終わった
「昭和の終焉」を告げる「レトロ静想曲」
「鼻水たらし世代」が偲ぶ昭和レクイエム