図書センソウ ト イリョウ000040491

戦争と医療

サブタイトル1~10
医師たちの十五年戦争
編著者名
莇 昭三 著者
出版者
かもがわ出版
出版年月
2000年(平成12年)9月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
193,5p
ISBN
4876995494
NDC(分類)
498
請求記号
498/A99
保管場所
開架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

1 国家の管理の下で
「富国強兵」―国民体力法の実施
生めよ殖やせよ
価値なき生命は抹殺

2 戦争の始まりと医療
昭和恐慌と医療
無医村対策の強化
医師会はナチス医師会を見習え

3 戦時下の国民の健康被害
身長縮み、体重が減少した子供たち
主食の欠配、徴用労働の強化―国民の健康被害の拡大
蔓延する結核
伝染病の流行、明治時代に逆行
餓死させられた精神病院の患者たち

4 戦争の長期化と医療の崩壊
「国民医療法」の施行
医師会まるごとマインド・コントロール
軍に「借上げ」された病院、そして戦災で消失した病院・診療所
くすりの配給制度、そして欠乏

5 日本医学会と戦争協力
戦時期の日本医学会総会
医学研究の国策化、軍事化
「七三一部隊」を黙認してきた日本の医学界
「一九四五年―九州大学生体解剖事件」