図書目録レキシ オ カンガエル ヒント資料番号:000040476
歴史を考えるヒント
- サブタイトル
- 新潮選書
- 編著者名
- 網野 善彦 著者
- 出版者
- 新潮社
- 出版年月
- 2001年(平成13年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 190p
- ISBN
- 4106005972
- NDC(分類)
- 210.04
- 請求記号
- 210.04/A45
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
1 「日本」という国名
歴史と言葉
国名が決まった時
倭人と日本人
日出づるところ
2 列島の多様な地域
日本国の範囲
すべての帝国は道を作る
日本は孤立した島国ではない
平将門の新国家
3 地域名の誕生
「関東」と「関西」
自立していく九州
広域的地名と神仏
気づかれていない地域意識
4 「普通の人々」の呼称
「人民」と「国民」
手垢にまみれない言葉
柳田学と渋沢学
納税の義務を負う「平民」
「土」が意味するもの
5 誤解された「百姓」
「ひゃくしょう」と「ひゃくせい」
さまざまな生業の「百姓」
多様な人々を指す言葉
一変した江戸時代像
誤解は江戸時代から
「農」の陰に隠れたもの
農本主義と重商主義
貧困な歴史学の用語
6 不自由民と職能民
古代・中世の不自由民
「奉公人」の出現
博奕の道、好色の道
聖なるものの直属民
7 被差別民の呼称
差別意識の東と西
ケガレにどう対処するか
伝染するケガレ
ケガレのキヨメ
非人・放免という職能民
死とのかかわり方
ケガレから汚穢へ
差別される人々今後の課題
8 商業用語について
商業取引の高度な伝統
市はどこに立てられたか
「手形」と「切符」の誕生
「手」は何を意味するか
聖なる金融から、俗なる金融へ
「接待」と「談合」の歴史
9 日常用語の中から
誰のものでもない「落とし物」
神の意思を集約した「落書」
土の中は異界だった
「募る」の三つの意味
「がいな」と「あたん」
中世における「自由」とは
失われた日本語の豊かさ
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