図書目録ハハ ト ムスメ ノ タビジ資料番号:000040432

母と娘の旅路

サブタイトル
編著者名
松島 トモ子 著者
出版者
文芸春秋
出版年月
1993年(平成5年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
291p
ISBN
4163472606
NDC(分類)
778
請求記号
778/Ma87
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
著者ほかの肖像あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1章 満州からの脱出
四十五年後のシベリア
おしゃれな花嫁、国防服の花婿
身重の母を残して出征した父
敗戦―置き去りにされた民間人
ソ連兵の目を逃れて隠れ住む
トモ子は避難所の人気者
「奥さん、赤ちゃんを売ってください」
ぼろぼろになって日本に帰り着く
ついに帰らなかった父
父の墓をさがしてくれた戦友
母は喪服でシベリアの丘に立った
第2章 映画界の寵児
子役あがりのジレンマ
三歳でバレエの初舞台を踏む
映画初出演は阪妻さんの孫娘役
カメラの目玉が私をにらむ
エンタツさんに「天才」といわれる
どうしても「サムライ」が「チャムライ」に
立ちすくんで歌えなかった初録音
一念発起して歌を習いにいく
いつもつきまとう“歌コンプレックス”
“母もの”シリーズの子役に抜擢される
全国舞踊コンクールで二位に
出演料の交渉ができなかった母
母役・三益愛子さんの厳しさ
休み時間も三益さんの子を演じる
『鞍馬天狗』の杉作役が大人気
頭巾をぬいだ天狗はとんだ悪戯者
独特だったアラカンさんの女性観
「ワテは天狗だす。ウソはできまへん」
無一物で逝った潔い大スター
少女モデルのはしりとして
苦心のヘアスタイルは母の“作品”
どの雑誌にも金太郎飴のようにトモ子が
待ち伏せして撮った美智子さまとの写真
トモ子を主人公にマンガの連載も
“女王・美空ひばり”の素顔を垣間見る
ひばりさん母娘は世間と闘っていた
江利チエミ・雪村いづみ、羽田空港の対決
健さんのセーターを編んでいたチエミさん
哀しかったチエミさんの最期
そして、いづみさんだけが残った
おっかなびっくり、力道山との撮影
流血試合にふるえあがる
朝潮関が弁慶役を嫌がった理由
憧れの長島選手に会う
高三で訪れたトモ子の転機
第3章 たった一人のニューヨーク
留学の夢にとりつかれる
森の中の古風な全寮制女子校
寄宿舎への帰り道に演歌を歌う
デートもカリキュラムの一環
アメリカ流デートにとまどう
“ホントの私”はどこにいる?
さようなら、マスターズ・スクール
トモ子から母への招待状
マーサ・グラハムのもとでダンス修業
歌の練習は命がけ
ニューヨーク・ケチケチ生活の成果
ダンスに明け、ダンスに暮れる
ベビー・シッターはあなどれない
マーサの奨学金試験に合格
遅すぎた反抗期
一人の部屋でウイスキーをあおる
二十五年ぶりに母校へ戻る
第4章 アフリカ恐怖紀行
『野生のエルザ』の故郷を訪ねる
エルザの育ての親に宛てた手紙
ライオンの顔が目の前に!
縫ってもらえなかった頭の傷
アフリカに『フライデー』現る
自分を襲ったライオンと恐怖の再会
今度はヒョウに首の骨を折られる
「ドクター、無線を切らないで」
再びナイロビ・ホスピタルへ
ギプスをはずして撮影を続行
傷だらけの生還
なぜ二度も猛獣に襲われたのか
第5章 シベリアに父を訪ねて
卒塔婆を抱いてシベリア鉄道に乗る
墓地を求めて謎解きの日々
戦争未亡人の悲しみはロシアでも同じ
“中ソ国境”が墓地さがしを阻む
「あの丘が埋葬の場所だ!」
三時間だけの立ち入り許可
長かったシベリアまでの道のり
母はなぜ再婚しなかったのか
抑留者の集いで『シベリア夜曲』を歌う
たくさんのお父さんができた日
名乗り出た『シベリア夜曲』の作者

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