図書キンダイ ノ ユメ ト チセイ000040381

近代の夢と知性

サブタイトル1~10
文学・思想の昭和10年前後 1925~1945
編著者名
文学・思想懇話会 編者
出版者
翰林書房
出版年月
2000年(平成12年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
366p
ISBN
4877371133
NDC(分類)
910
請求記号
910/B89
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

文学的国際主義とディアスポラの運命―昭和一〇年代・藤村・東アジア文学―(佐野正人)
中井正一と和辻哲郎と「主体」(畑中健二)
昭和十年代における「浪漫主義的言明」の諸相(柳瀬善治)
萩原朔太郎に於ける〈家郷〉(佐藤伸宏)
The Fragmental Literature―太宰治「HUMAN LOST」論―(中村三春)
太宰治「人魚の海」の方法(跡上史郎)
芸と故郷―谷崎潤一郎「芸談」の位相―(森岡卓司)
中河与一の偶然論と『愛恋無限』(山崎義光)
一九三〇年代の恋愛―坂口安吾『吹雪物語』論―(加藤達彦)
開戦前夜の南洋幻想―岡本かの子の「河明り」―(土屋忍)
林房雄研究の一九三〇年代(神谷忠孝)
杢太郎と太田教授のあいだ―昭和十年代の日記と作品から―(畠中美菜子)
九鬼周造「「流行」の存在論的形態」に関する一考察(池上隆史)
保田与重郎とカント―アプリオリな思考と全体性への射程―(野坂昭雄)
昭和期における大川周明のアジア観(昆野伸幸)
日本帝国主義の戦争への抵抗―作家・郁達夫晩年の足跡―付 日本の侵略戦争と作家 郁達夫〈顧偉良訳〉(顧
ナショナリティによる近代の超克(ケヴィン・M・ドーク、伊藤正範訳)
転向と近代日本文学史という物語の成立―昭和十年前後における島崎藤村の再評価―(マイケル・ボーダッシュ